本日は
ハマクリで、元ソニー竹内ラボの竹内氏(子供サイエンス主宰)の話を伺う機会がありました。
そのなかで、記憶に残ったのは「最近の教育学部に行く人の多くは、科学が苦手だからという理由で教育学部に行く人が多い。そのために、科学の面白さを伝えられない」という話でした。教育者自身が科学嫌いなら、科学の面白さを伝えられるわけもないでしょう。
“多くは”という数字の裏取りは(酔っているので)できないのですが、悪循環になっているのだなと思いました。
技術でしか戦えない日本にとって、悪循環スパイラルが今後も続きそうだなと思い、くらくらしてしまいました。
また、「科学館や博物館に行くのは、そういうのが好きな親で、そういった家庭は全体の1%程度しかいない。そういう親たちは、子供たちを驚くぐらいそういう場所に連れて行っているが、それ以外の親はまったくそういうことをしない」という言葉もズシリと響きました。
実際に行動を起こされている人の実感というのは軽くは扱えないです。
その他に、海外の体験型科学館や、科学とアートを融合した幼稚園の話などもあり、科学好きとしては興味深い話が多かったです。
現在、私は教育分野とは離れた位置にいますが、こういう話を聞くと、大学に科学を習いに行った人間として深刻な問題だなと思います。
ああ、あと、ホリの“オレコマンダ”の開発者の方も来ていて、プレゼンを行なっていました。オレコマンダのTシャツ争奪のジャンケン大会もあったのですが、初戦で破れてしまいました。悔しかったです。