本日はハマクリに行ってきました。
□ハマクリ
http://www.digitalcamp.net/xoops_html/ ハマクリというのは、横浜のクリエイターが集まって様々な最新技術や特殊情報の発表を行なったり、情報交換をしたりする場です。
今日は、非常に密度が濃くて面白かったです。
まず最初は、横浜で活躍しているシンガーやミュージシャンによるミニ・ライブでした。さすがに上手い。
ツイン・ボーカルで歌っていたのですが、その掛け合いの様子を見ているうちに、「音楽や踊りはコミュニケーションだ」ということを久しぶりに思い出しました。
熊本で初めてクラブに行ったときに、「踊りはコミュニケーションだったんだ!」と気付いたときの新鮮な気持ちが蘇りました。
次は、「日本の大型映像コンテンツの現状」ということで、アイマックスシアターをはじめとした「大型映像施設」の、日本や海外の動向などをいろいろと教わりました。
アイマックスシアターというのは、通常の映画館のスクリーンの10倍近くもある大画面で、立体映画なども楽しめる施設です。
□品川IMAXシアター
http://www.princehotels.co.jp/shinagawa/imax/ 私は昔、友人とNASAの作った立体映像を見に行きました。
以下、話で出てきた主な情報です。
・日本では館数が減っているのだが、海外では逆に増えている。
・元々、教育的コンテンツが多かったのだが、採算を合わせる目的で、最近はハリウッド作品をデジタル・リマスター(DRM)して立体化した作品が多い(ハリー・ポッターとか)。
・ハリウッド作品のDRMおよび立体化では、二次元の映画を立体映像にソフトウェア的に変換している。
・日本では、今年「名探偵コナン」の立体化を試験的にやったところ、子供が大量に来た。ガンダムの立体化も試験的にやったが評判がよい。
・アメリカの映画ばかりだと「アメリカの威信をかけたメッセージ」が強過ぎるので、日本の子供向けに、アニメ作品などのアイマックス化をしていくべきだ。
周囲の人と「気になる!」と言いあっていたのは、「名探偵コナン」の立体化です。どんな風になっているのでしょうか?
立体なので写真じゃ分からないし。滅茶苦茶気になりました。
そしてお次は「ロボット・バトル」。これは凄かった。
大学一年生と中学二年生の兄弟(ロボワンで二位になったそうです)が作った2体の人型ロボットが、彼らの操縦によって、プラレス三四郎のように格闘を繰り広げます。
いやー、この二人は凄いですよ。大学一年生の兄がロボットを作って、中学二年生の弟がプログラミングをしているそうです。何ですか、このポテンシャルの高い兄弟は!
兄いわく「この丁寧に作った奴は、作るのに半年ぐらいかかりました。こちらのアルミボディーの簡易版は、アルミの板から削り出して2週間で作りました」
おいっ!
2週間で人型ロボットを作ってしまう兄弟……。
彼らのコントローラー捌きと、ロボットの激しいバトルに、いい大人たちが熱狂していました。
いやー、だって、「背後へ回り込んでバックドロップ」とか、「裏拳で迎撃」とか、「回転して背面キック」とか、そんな戦いだったんですよ!
その次は立体映像です。
氷付けのシーラカンスの立体映像と、水中を優雅に泳ぐマンタの立体映像を、偏光眼鏡をかけて大画面で見ました。
シーラカンスは「冷凍マグロみたいな状態だな」と思っていたら、解説してくださった方も「冷凍マグロみたいな状態で……」と言っていました。
そして最後は、年末特別企画ということで、「クリスマス・プレゼント争奪、大ジャンケン大会!」。
ホリコマンダーで有名なホリの開発者の方が、ちまたで話題の「オレコマンダー」を引っさげて登場!(ちょうど工場の再生産が完了したとのこと)
□オレコマンダー
http://www.periborg.com/

「うおっしゃ! ゲットしてやる!」
気合を入れてジャンケンに出場。見事勝ち抜き、ゲットすることができました。ホリの開発者の方から、直接頂きましたよ。よっしゃ〜〜、来年はいい年だ!
そんなわけで、非常に楽しいハマクリでした。横浜で(東京などの横浜近くの人もOK)、物づくりをしている方は、ぜひハマクリに参加することをおすすめします。
私も一年以上通っていますが、いろいろと面白い場所です。