クロノス・クラウン - 記事検索

おすすめ
自作の本やゲーム他を販売
便利なWebアプリが多数
ソフトウェア
めもりーくりーなー Winのメモリーを掃除
Novel Supporter 小説推敲補助ソフト
PCソフト まとめ
Webサービス
Kindle Unlimited マンガまとめ 巻数の多いマンガを集計
ゲームブック
闇の聖杯の儀式 電書のゲームブック
ゲーム
Little Land War... Win向けSRPG
Little Bit War Switch向け高速RTS
TinyWar... 1面数分の8bit風RTS
EX リバーシ 変形盤面、盤面多数
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005V2N0/cronuscrown-22
2006年04月19日 03:45:57
 映画「クリムゾン・リバー」のDVDを三月中旬に見ました。

 好みは分かれそうですが、時間も短く、雰囲気もたっぷりできちんと楽しめました。

 難点は二つ。

 圧倒的な盛り上がりがないことと、バーチャファイターをフューチャーし過ぎなこと。

 前者はまあ、元々トーンを抑えて、湿った冷たい雰囲気を出す方向性の映画なのでまあいいのですが、後者は大きな問題があります。

 映画中、「ラウンド1!」とか音声が入ったら駄目でしょう。

 「監督がやりたかったんだろうな」と思いましたが、この映画でやるべきことじゃないだろうと感じました。



 以下、粗筋です。ミステリー物なので、序盤だけ書きます。

 ヨーロッパでも最古の大学。その校舎は山深い閉ざされた高地にあった。

 大学の職員や教授は、代々同じ家庭から輩出されているという特殊な場所。この地で、奇妙な殺人事件が起こった。

 パリの有名な刑事が、その事件の解決のために招かれる。そして彼は、この大学の不可思議な因習を知っていく。

 また同じ頃、田舎町に新しく赴任してきた警察官は、同時期に起こった墓荒らしと小学校への不審者侵入を知る。

 彼はその犯人について調べていくうちに、ヨーロッパ最古の大学のある地に赴くことになる。

 二つの事件は一人の男で繋がり、その背後に隠された恐るべき陰謀が浮きあがってくる。



 それが「恐るべき陰謀」と感じるところが、「第二次大戦を経たあとのヨーロッパだよな」と思いました。

 日本人にとっては、そんなに「恐るべき陰謀」と感じないのが難点。

 しかしまあ「クリムゾン・リバー」とは、よくタイトルを付けたなと思いました。

 映画中、ミス・ディレクションをうまく重ねていますし。これはなかなかよかったです。

(まだ未見の人もいると思うので詳細は書きません)

 あと、フランス映画を見るたびに、ドイツに対するアレルギーが凄いんだなと感じます。



 作品を見ていて何よりも感心したのは雰囲気作り。これは大いに成功しています。

 前半の出来がよく、後半はちょっと落ちます。せっかく作った雰囲気が後半ではあまり生きていません。

 まあ楽しめたけど、すごい面白い映画ではなかったです。
最新20件 (全て見る)

オススメ電書 (全て見る

動画講座 (全て見る

サイト目次

おすすめ

PCソフト/Webアプリ

ゲーム

マンガ

記事

柳井の同人活動

開発

携帯・スマホ

アナログ・ゲーム

Cronus Crown(クロノス・クラウン)のトップページに戻る
(c)2002-2025 Cronus Crown (c)1997-2025 Masakazu Yanai
ご意見・お問い合わせはサイト情報 弊社への連絡までお願いします
個人情報の取り扱い、利用者情報の外部送信について