映画「逆境ナイン」のDVDを十月上旬に見ました。
馬鹿だった。
母が上京してきているときに見たのですが、たぶん母にはこの笑いのツボが分からないだろうなと思いました。
個人的には、堀北真希の腰からお尻に掛けてのラインがよかったです。
日本人体型の胴体で、それ全体がきゅっと引き締まった感じになっていて、お尻も控え目で、そのコンパクトなボディーを制服で包んでいるのはよい造形です。
ああいったバランスは、女性の造形美の一つの解だと思います。白人では、あのバランスはない。
でもまあ、監督は、もう少し顔を可愛く撮ってあげればよいのにと思いました。顔があまり可愛く撮れていません。他の映画ではもっと可愛いのに。
以下、粗筋です。(ほとんどマンガ版と同じです)
廃部寸前になった野球部のキャプテン不屈闘志。彼は校長に大見得を切り、甲子園に連れて行くという。
しかし、彼らは一勝もしたことがない。
「甲子園に行けなければすぐ廃部」という条件で、不屈の挑戦は始まる。
彼ら野球部は、数々の逆境にもめげず甲子園出場を目指す。
まあ、逆境の数々はマンガを読んでいる人には分かると思います。
映画は、甲子園出場のための地方予選だけです。
マンガの映画化としては非常に再現度が高いです。でも、マンガを知らない人にはちょっと辛いかもしれないというのが正直な感想です。
あの、異常なノリに付いていけない人は、そもそも置いてけぼりです。
そんなわけで、個人的には楽しめましたが、万人向けではないよなと思いました。
個人的には、DVDには島本先生の対談とかが付いていて欲しかったなと思いました。
まあ、吼えペンで映画化の経緯はいろいろ書いてあったので、いいと言えばいいのですが。