映画「ジャンヌ・ダーク」(Joan of Arc)のDVDを十月下旬に見ました。
イングリッド・バーグマン主演の映画です。
キネマ旬報のデータベースを見ると、2時間30分とあったのですが、私が見たのは110分ほどでした。
□キネマ旬報 - ジャンヌ・ダーク
http://www.walkerplus.jp/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=10603 バージョンでも違うのでしょうか? よく分かりません。でも、イングリッド・バーグマンが主演でした。
以下、粗筋です。有名な話なので、ネタバレは無視していいでしょう。
ジャンヌは村の娘。神のお告げを受け、フランス国王を王位に就けるために貴族たちの前に行く。
そして、軍を率いる権利をもらい、快進撃をする。
しかし、国王が王位に就いた頃から、彼女の存在は周囲の者にとって邪魔な物になってきた。
彼女は敵であるイギリス軍の手に落ちる。そして、ジャンヌに辛酸を味わわされた勢力によって、彼女は魔女の烙印を押される。
自らの命を守るために、一度は神の言葉が偽りだったと答えたジャンヌだが、再び神の声を聞き、信仰を取り戻す。彼女はもう、迷うことはなかった。
そして、彼女は火あぶりの刑に処されるのであった。
まあ、こんなものかなという感じの映画でした。可もなく不可もなく。
戦闘シーンの派手さがないので、他の戦争系の映画と比べるとどうしても見劣りします。
また、イングリッド・バーグマンが、あまり美しく撮られていないです。
田舎娘の雰囲気を出そうとしているのでしょうが、あるショットでは、赤井英和にしか見えないときもあります。
イングリッド・バーグマンが赤井英和。うーん。
とてもシュールで、そのショットが頭にこびりついて離れませんでした。
あと、この映画は、古い映画(1948)なのですが、DVDにする際の元のフィルムが悪いのか、私が見たDVDでは音声が一部乱れていました。
序盤、やたら音が大きくなったり、小さくなったりします。
これは、ちゃんと良い保存状態のフィルムを探してからDVD化作業をして欲しいなと思いました。
本作品は、見てもいいけど、期待ほどのものは何も得られなかったというのが、正直な感想でした。