映画「ウォール街」のDVDを十二月下旬に見ました。
証券マンが株の達人に出会い大金に溺れ、人生を踏み外していく話です。
この映画を見て、人間、あぶく銭を手に入れるとろくなことにならないなと思いました。
しかし、位打ちではないですが、過分な金をガンガンと食わされると、普通の人なら感覚が狂いますね。
バブルの頃は、そういった人が多かったのではないかと思います。
お金はあった方がいいですが、使う量は絞るべきだと思います。
私は吝嗇家ではありませんが、生活に必要な金と、仕事に使う金と、知識欲に使う金と、精神のメンテナンスや友人と飲むための金以外は、あまり金を使う気になりません。
あと、お金はたまるのを見るのが好きですが、使うのは好きではありません。数字が増えるのを見るのは好きなので。
また、部屋に無駄な物が増えるのが嫌いなので、基本的に不要な物を買うのは嫌いです。
映画は普通に面白かったです。よくできていました。
映画の出来自体は、あまり突っ込むところがなかったです。
あと、ラストはどのように決着を付けるのか分からなかったのですが、個人的には意外な結末になりました。
まあ、話の流れ的には当然と言えば当然なのですが、映画でああいったラストになるとは思っていなかったので少し驚きました。
(ネタバレになるので、結末部分は書きません)
以下、粗筋です。(ネタバレあり。中盤のラストぐらいまで書いています)
証券会社の営業の主人公は、一人の男に猛烈なアタックを掛ける。
その男は、株取り引きで若くして巨万の富を築いた男だった。
主人公はそこでひとつの話をする。それは、父の勤めている航空会社のインサイダー情報だった。
富豪は主人公を認め、彼を重用するようになる。そして主人公は、富豪に紹介された女性に恋をする。
主人公は自分の幸運を素直に喜ぶ。
だが、その話には裏があった。富豪は主人公を、インサイダー情報を得るためのエージェントに育てていく。
そして、主人公と富豪の関係は親密になっていく。
そんなある日、主人公は父親の勤める会社を再建するための買収案を富豪に提案する。
しかし、そのことにより、主人公は最悪の事態を招くことになる……。
映画とは関係なく、株取り引きのことで感想です。
株で圧倒的に勝つためには、インサイダー情報は必須だと思います。まあ、違法なのですが。
周りで株に手を出している人の惨敗率を見ていると、そう思います。
周囲の惨敗率を見ていると、株に手を出す気にはなりません。出すときは、よっぽど本気でやらないといけないなと思います。
あと、主人公が恋に落ちる女性がインテリア・デザイナーだったのですが、あのセンスはどうかなと思いました。
一言で言うと「あんなけばい部屋には住みたくない」です。
部屋は生活の場なので、シンプルな方がよいです。
あと、落ち着く内装がいいです。
調度品も可能な限り少ない方がよいのですが、うちの部屋は物が多くなってしまっています。
いろいろと捨てるに捨てられない物(仕事道具や会社の備品など)が多いので、どうにかしたいのですがどうにもなりません。
映画とは関係のない感想ばかりなのですが、映画自体はきれいにまとまっていて、あまり強く記憶に残る部分はありませんでした。
それよりも、周辺部分に目が行きました。