九月分です。
● 2007年09月(9冊/計62冊)
■ ローマ人の物語 終わりの始まり[上] 29(塩野 七生)(★★☆☆☆)
なんだか、人と話をするたびに「始まりの終わり」と言い間違える巻。
そろそろローマ帝国の崩壊が始まりつつあります。最近文庫が出ていないので、早く続きを出して欲しいものです。
キリスト教ウイルス蔓延の辺りが早く読みたいので。
■ ローマ人の物語 終わりの始まり[中] 30(塩野 七生)(★★☆☆☆)
同上。
■ ローマ人の物語 終わりの始まり[下] 31(塩野 七生)(★★☆☆☆)
同上。
■ 点と線(松本 清張)(★☆☆☆☆)
さすがに今見るとちょっと辛いなというのが本音です。
時代性というのはやはりあるなと思いました。
■ 秘密(東野 圭吾)(
★★★★☆)
(★☆☆☆☆)
出来で言えば★4つ。でも、後味の悪さで言えば★1つ。
なんというか、あまりにも何の救いもない話で、読み終わった後にへこみました。
ダウナーになりたくて読んだんじゃないのに、数日ダウナーになりました。
ハッピーエンドとまでは言わなくても、普通の人向けの本には、どこか救いがあって欲しいというのが正直な感想です。
主人公が可哀想過ぎて、不幸過ぎて、目も当てられないです。
■ 北の夕鶴2/3の殺人(島田 荘司)(★★☆☆☆)
ミステリーというよりは、個人的には青春ドラマ(年齢は上ですが)的に読みました。
熱い気持ちが伝わってくる話でした。
■ 夜市(恒川 光太郎)(★★☆☆☆)
なるほど、こういうのが評価されたのかと思いました。
しかし、これはホラーじゃないよな、ファンタジーだよなというのが素直な感想です。
■ Motor Fan Illustrated vol.7 安全技術の現在(★★☆☆☆)
調べ物の本。自動車事故についての研究のために購入。
最新(2007年)の安全技術についてまとまっていました。
内容はよくできているのですが、誤字脱字が多すぎなのが難点。1〜2ページに1つぐらいの割合で見付かりました。
しかし、乗り物の安全技術の本って、探すのが大変だなと思いました。出版点数少なすぎ。
たぶん、業界紙を漁らないと、最新の有効な情報は拾えないのだろうなと思いました。
■ 太陽の塔(森見 登美彦)(
★★★★☆)
馬鹿です。愛すべき馬鹿。そして男汁。
人気が出るのも頷けます。
しかし、自分の周りの学生時代はこんな感じだったよなと思うと、くらくらきます。