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2008年09月18日 07:52:54
マイ・フェア・レディ
 映画「マイ・フェア・レディ」のDVDを七月下旬に見ました。

 1964の映画で、監督はジョージ・キューカー、脚本はアラン・ジェイ・ラーナー、主演はオードリー・ヘプバーンです。



 大作です。ミュージカルです。173分もあります。

 話自体は前述「ピグマリオン」で書いたのと基本的に同じです。なので粗筋は「ピグマリオン」に譲ります。

 ストーリーの追加要素としては、花売りの女性の「父親」の出番がかなり増えていることです。

 これはまあ、ミュージカルパートのメリハリを出すためだと思います。

 基本的には「ピグマリオン」の物語の合間にミュージカルパートを挟むという構成です。

 あと、観客がかなり気になるところですが、この映画でオードリー・ヘプバーンは実際には歌っていないそうです。

□Wikipedia - マイ・フェア・レディ (映画)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83...



 さて、映画で気になったところを書きます。

 この物語は、だみ声で発音の酷い花売りの女性が、きれいな声で発音の美しい淑女になるという話です。

 しかし、「ピグマリオン」のミュージカル版の「マイ・フェア・レディ」では、花売りの女性が歌を歌うたびに美しい声になります。序盤から。

「おい、設定と違うじゃないか」

 つまり、物語とミュージカルパートが完全に分離しています。

 これは日本人向けではないなと思います。

「歌って踊るシーン」だけのためのミュージカルパートは、日本人にはちょっときついです。それで173分もあると、かなり厳しいです。

 この映画を見る直前に「ピグマリオン」を見ていたということもあり、「マイ・フェア・レディ」の評価はだいぶ落ちました。



 また、こういったミュージカルのための改変の一つとして、花売りの女性の「父親」の出番が増えています。

 ただ、「ピグマリオン」の方では、父親のラストの結末の前振りがなく、そこが補われている点は、脚本上よくなっていると思いました。

 とはいえ、この映画で花売りの父親は必要以上に出すぎているので、その部分は蛇足だなと思いました。



 ミュージカル好きの人は見てもいいと思いますが、ストーリーをチェックしたいのならば、「ピグマリオン」の方が短いし、いいなと思いました。
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