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2008年09月25日 22:33:04
バットマン フォーエバー
 映画「バットマン・フォーエバー」の動画配信を七月下旬に見ました。

 Gyaoの無料動画配信を利用しての鑑賞です。「ダークナイト」の宣伝&予習の意味で流れていたものです。

 当然、この後「ダークナイト」を見に行って、非常に興奮しました。

 さて、「バットマン・フォーエバー」は1995年の作品で、監督はジョエル・シューマカー、脚本はリー・バッチラー他です。

 製作にティム・バートンが名を連ねています。

 バットマン・シリーズは、「バットマン・ビギンズ」(2005)、「BATMAN&ROBIN/Mr.フリーズの逆襲!」(1997)を過去に見ています。

 この翌日には「バットマン・リターンズ」(1992)を見ていますので、徐々に遡っている感じです。



 この「バットマン・フォーエバー」なのですが、ジム・キャリー演じるリドラーが映画食いまくりです。

 もう一人、トミー・リー・ジョーンズ演じるトゥーフェイスも出てくるのですが、リドラーが出てきて以降、その引き立て役になってしまっています。

 やはり、ジム・キャリーはこういった頭がおかしくてクネクネした役をさせると天下一品です。



 さて、これまで私が見てきたバットマン映画について少しまとめておこうと思います。

 とりあえず、最近のバットマンは、ティム・バートン〜ジョエル・シューマカー系バットマン(旧バットマン)と、クリストファー・ノーラン系バットマン(新バットマン)に分かれると思います。

 この二つの内で、旧バットマンは、悪役様ご一行をバットマンがホストになって出迎える「パーティー系」お祭りムービーです。

 映画の楽しさの焦点は、悪役の造形や動きの面白さにあります。バットマンは名前に反して脇役です。とりあえず私が見た範囲ではそうでした。

 対して新バットマンは、バットマンの中の人に焦点を当てた人間ドラマになっています。

「生身の人間が悪の怪人と戦う」というバットマンのスタイルを、「なぜ生身の人間が悪の怪人と戦っているのか」というドラマにした物語重視の作品になっています。

 これは、二人の監督の興味の方向性の差が如実に出た結果だと思います。

 ティム・バートンは造形の魔術師であり、クリストファー・ノーランは「メメント」(2000)で見せてくれた通り、物語の魔術師です。

 その興味の差が、この方向性の差に反映しているのだと思います。



 なので、旧バットマンは敵を楽しむお祭りムービーとして鑑賞しました。

 リドラーのクネクネにメロメロでした。リドラー最高。

 基本的に「マスク」(1994)を見て以来、ジム・キャリーの顔面&動きが大好きなので、それだけでご飯三杯いけます。

 一応物語としては、バットマンが自分と同じ闇に落ちそうになる若者(ロビン)を、先輩として導くという要素があるので、他の旧バットマン作品よりは、物語性は高いと思います。

 でも、ジム・キャリーの動きに全てが持っていかれています。

 映画としてはそれはどうかと思いますが、まあ、その分を差し引いても面白かったです。



 話としては、翌日に見た「バットマン・リターンズ」よりもよく出来ていました。

 先ほども書きましたが、主人公のバットマンが、自分の後輩となるロビンを導くメンターに昇格しようという話なので、二重の成長物語(バットマンの成長と、ロビンの成長)になっています。

 こういった構図は、ある意味ループ構造になっている(先人のスタート地点が、後人のゴール)ので、構造的にも面白いと思います。



 以下、粗筋です。(ある程度ネタバレあり。お祭りムービーなので、粗筋が分かっても影響はないかと思います。ざっくりとした進行のみ書いています)

 ゴッサムシティーには、トゥーフェイスという悪党が跳梁していた。バットマンはトゥーフェイスを捕らえようと必死に奮闘するが、なかなか捕まえることができなかった。

 また、バットマンの正体であるブルース・ウェインは、自らの立ち位置に悩んでいた。そして、トゥーフェイスの捜査で知り合った多重人格の権威である美人精神科医に心を寄せる。

 そんな頃、ブルース・ウェインは、自分の会社の技術者に会う。

 その男は人の心に映像を直接投影する装置を開発していた。ウェインはその装置を危険すぎる発明とみなし、世に出さないように命令した。

 男は怒り、ウェインの会社の要人を殺害した後、装置の改良を密かに行う。

 その頃、トゥーフェイスは慈善サーカスの現場に乱入して、町の富裕層を人質にしてバットマンの正体を暴こうとする。

 しかし、サーカスのブランコ乗り一家の活躍によりその企みは失敗に終わる。だが、その代償として、ブランコ乗り一家は若者一人を残して死んでしまう。

 その現場をテレビで見ていた発明家は、トゥーフェイスにインスパイアされてリドラーという怪人となり、トゥーフェイスに接触して二人でバットマンと敵対する。

 彼らは、徐々にバットマンへの包囲網を狭めていく。

 ウェインは若者を引き取り、屋敷で面倒を見ることにする。ウェインは、復讐に燃える若者を自分と同じ道に引きずりこみたくないと思う。

 また、ウェインは美人精神科医との恋も進展させていく。

 リドラーとトゥーフェイスの攻撃はウェインの屋敷にまで及ぶ。そして、美人精神科医はさらわれる。

 ウェインはバットマンとなり、若者はロビンとなり、二人は協力して悪を倒しに敵の本拠地に向かう。



 ニコール・キッドマンは美人ですね。美人過ぎるので、最初敵かと思いました。

 あと、バットマンの中のウェイン役の(ヴァル・キルマー)は、何だか影が薄くてあまり顔を覚えられません。

 役者のせいか、脚本のせいか分かりませんが記憶に残りません。

 でもまあ、この映画はジム・キャリーだよなと思いました(結局はそこに落ち着きます)。
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