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[大人の社会科見学] 「自衛隊体育学校」見学

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2009/08/25(火) 12:48:21
 五月下旬に、友人の太郎さんと自衛隊朝霞駐屯地内にある「自衛隊体育学校」に行ってきました。

 この少し前に、自衛隊広報センターに行った時に、見学申し込みを書いて出しておいたのが当選したためです(外れたと思ったら、当たっていた)。

 というわけで、集合場所は自衛隊広報センター。そこから敷地内を移動しての見学でした。



 さて、当日は雨が降っていました。

 普通、見学で雨が降っていると「損をした」と思うものですが、この日は逆で、「得をした」と思いました。

 なぜならば、通常は徒歩で移動なところを、マイクロ・バスで移動になり、さらに、移動時間が短縮された分、見学箇所が増えたからです。

 いいことばかりです。

 これには、私も太郎さんも「ラッキーだ」と大喜びでした。

 そして、「時間が余ったから」と増えた見学場所は「射場」です。ちょうど学生の射撃大会があっていて、その競技の様子を見学できました。

 日本国内で射撃ができる場所は限られているので、これは非常にラッキーでした。

 というわけで、当日の見学の詳細を書いていきます。



 まずは、集合した後に、広報センターで体育学校を紹介するムービーを見せられました。

 そして、マイクロ・バスに乗って移動開始。自衛隊の朝霞駐屯地内を通って、体育学校に移動しました。

 体育学校に行くと、まずは多くのメダルを見ながら、体育学校について説明を受けました。メダルの数が多すぎて、「貴重なもの」という意識が湧かず、写真を撮るのを忘れました。

 ちなみにメダルは、自衛隊を退官するまでは体育学校に預け、退官した際は持ち帰れるということでした。

 また、体育学校は、成績を残していている間、在籍し続けることができるそうです。成績が出せなかったら首とのこと。そこはけっこうシビアみたいでした。

 あと、不況の時期になると、体育学校の成績がよくなるという話もありました。これは、世の中の実業団の予算が削られるためだそうです。

 ちょっと世知辛い話でした。



 また、体育学校が、どういう経緯でできたのかという説明も受けました。

 発端は1964年の東京オリンピック。

 ウエイトリフティング・フェザー級の三宅義信選手が切っ掛けだそうです。

 金メダルを取れそうだけど、日本のウエイトリフティング協会に力がなく、三宅選手はバイトで食いつなぎながら、その合間に練習時間を捻出してるという状態だったそうです。

 さすがに、これはまずい……。

 というわけで「自衛隊でどうにかならんかい?」ということで、メダルを取れそうな選手を支援する目的で、一時的に自衛隊の体育大学が創設されたそうです。

 結果、三宅選手は金メダル。また、マラソンの円谷幸吉選手も銅メダル。

 きちんと結果が出たので、そのま体育大学は存続することになったとのこと。

 さすがに、バイトをしながらメダルを目指すのは大変なので、やってよかったと思いました。



 メダルが並んでいる部屋の端には、射撃競技用の銃やライフル、そして、ウエイトリフティングのバーベルが置いてあり、実際に触ることができました。

 バーベルはびくりとも動きませんでした。152kgあるということでした。バーだけでも25kgとのこと。私には、この競技は100%無理です。

 意外だったのは、射撃競技用のライフルです。

 半端なく重いです。

 重量は11kgとのこと。これは、頑強な体でないと、競技はできません。

 ピストルの方は、ラピッド・ファイア・ピストルと言っていました。重量はルールで決まっていて、たぶん1.1kgのはずとのことでした。

 自衛隊だけあり、射撃は力を入れているらしく、いろいろと話を聞けました。話は前後しますが、射場で聞いた話もまとめてここで書いておきます。

001



● ピックアップ

 自衛隊員は、入隊の時に、射撃の成績を取られる。そして、成績がよい人間は、「試験を受けてみない?」とお声が掛かる。そして、成績がよければ体育学校に行き、能力があれば、オリンピックまで行ける。

 実際、女性隊員がそれでピックアップされて、二年ほどでオリンピックに行った。彼女は、それまで特にスポーツはやっていなかった。

● 最短オリンピック

 オリンピックに最短で行きたいのなら射撃がいい。なぜならば、競技人口がほとんどいない。そして、射撃の能力は、それまでの人生の経験とは全く関係がない。眠っているセンスがあれば、好成績を残せる可能性がある。

● 射撃に年齢は関係ない

 年齢で視力が衰えれば射撃の能力は落ちるのではと思って質問をしてみた。

 答えは「射撃に年齢は関係ない」とのこと。理由は「年齢に合わせた射ち方がある」から。

 老齢のテクニシャンなガンマンというのを想像してしまいました。

● 射撃の的

 射撃の的は、50m先の10cmの的。これは、実物を見ると分かるが、物凄く小さい。そして、その中心1cmを打ち抜かないといけない。

 この50m先の1cmは、1メートル先の0.02cm(0.2mm)の的と同じ。

 選手たちは、この中心1cmを狙って、6発撃って5発はど真ん中、1発だけ1cmずれる。そのレベルで戦っている。

● 射場

 的までの間に、いくつかの吹流しがあり、風が可視化されていた。

 弾は1発20円。競技用のためか、かなり小さかった。22口径とのこと。3〜4mmぐらいらしい。

 ピストルのグリップは選手それぞれのオーダーメイド。

● 射撃が強い国

 当然のことながら、一般人でも銃を撃てる国が強いと。また、ドイツは弾を作っているから強いと。自国でいい弾を使って、外国には出来の悪い弾を流していると。

 アジアだと、韓国が強いと。普通に街中に射撃場があるらしい。中国も強いらしい。



 さて、射場の話です。射場は、体育学校の校舎からかなり離れた場所にありました。移動はマイクロ・バスです。

 到着すると、かなり古い、半分バラックのような平屋の建物でした。

 中に入ると、けっこう広く、印象としては古いボーリング場を半分屋外の廃墟風にした感じの場所でした。

 ちょうど学生の関東大会が行われているらしく、大学生らしい人たちや、高校生らしい人たちがいました。

 案内してくれた人の話では、最近ではレーザーを使った射撃があるので、中学生などから行っている人もいるということでした。

 射場にいた教官に聞いた話によると、射撃にそれほど視力は重要ではないとのことでした。年を取っても、それなりの撃ち方のテクニックがあるそうです。

 ちなみに、その教官の方は、両目の視力が2.0だか2.5だかで、説得力があるんだか、ないんだか分からない話だなと思いました。

002



 体育学校の校舎で、だいたいの説明を聞いて、射場を見た後、学校の中をいろいろと歩いて見学しました。

 基本的には武道が多い印象でした。レスリングや柔道、ボクシングなどがありました。

 レスリングの部屋は、かなり酸っぱいにおいがしました。汗の臭いという奴ですね。多くの人が練習していました。

 逆に柔道の部屋は、誰もいませんでした。柔道は外部の方が強いので、練習は外に遠征に行っているとのことでした。また、柔道場の床は、底にスプリングが仕込んであるらしく、微かにバウンドする感じでした。

 また、ボクシングの練習場では、リングに上がってよいということでしたので、実際に上がってみました。

 立ってみて分かったことですが、想像以上にリングは狭いです。スポーツ選手なら、横とび一つで、対角線を移動できそうなぐらいの狭さです。

 この中で逃げ回るのは、相当のフットワークが必要だと痛感しました。こりゃあ、簡単にコーナーに追い詰められるなと思いました。

003



 体育学校は、オリンピックの選手を育てるだけでなく、自衛隊の中の教官の訓練なども行っているとのことでした。

 こちらは、短期間やって来て、訓練を積んで戻っていくという話でした。



 体育学校には、プールと厩舎もありました。

 プールは正式な競技用の50mプールです。実は、このプールは50mより少し長いそうです。理由は、タッチする時の板を置くスペース分、長いからとのこと。なるほどと思いました。

 体育学校の人たちは、普段は一日に二万mほど泳ぐということでした。二万mというと20km。さすがに、水泳で食っているだけあるなと思いました。



 そして厩舎。馬です。

 この馬は、「近代五種」という競技用の馬だそうです。

 近代五種というのは、聞きなれない競技ですが「フェンシング」「水泳」「馬術」「ランニング」「射撃」を行う競技だそうです。

 貴族のスポーツだ……。

 全部練習できるのは、よっぽどの資産家だけです。

 というわけで、日本で行っているのは、この自衛隊の体育学校だけだそうです。

 そして、日本の競技人口は二十人。

 最も競争率が低く、オリンピックに近いスポーツだそうです。でも、一般人には無理だよなと思いました。



 さて、見学が終わったあとは、自衛隊の食堂で、自衛隊員と同じ食事を取ることになります。

 食堂は、非常に大きかったです。

 そして、昼食代は事前徴収で376円。

 食事は、そこそこの味でした。量と栄養バランスはあるものの、味はそんなにいいわけではないです。

 ご飯は、白米と麦飯を選べるようになっていました。また、漬物やフリカケを自由に使えるようになっていました。そこらへんで、ある程度ごまかして食べるという印象でした。

 食事のメニューは、毎食ごとに二種類、カロリー量が違うものが用意されています。これは、男性用、女性用なのかなと思いました。

 私たちが行った時は、既に一種類しか残っていませんでした。

 この食堂は、誰もが利用できるわけではなく、独身か、任務についている(出張的に来ている?)人たちだけしか利用できないそうです。その他の人は、有料の食べ物屋に行かないといけないそうです。

004



 食事の後は、売店などを散策。特に買い物はしませんでした。

 案内してくれた人の話だと、防衛省ほど人はいないので、こじんまりしているということでした。実際、店は少なかったです。

 そして、広報センターに戻って解散。ここで、最初に撮った集合写真を記念にいただきました。

 なかなか面白かったです。

 個人的には、射場がよかったです。普段見られない場所だそうなので。

 見学時に雨が降るというのも、たまにはいいなと思いました。
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