クロノス・クラウン - 記事検索

ツイート @rutenさんをフォロー
クロクロ ショップ 本、ゲーム、同人誌他を販売
クロクロ ツールズ 便利なWebアプリを多数収録
IT用語大辞典 IT用語を解説
ソフトウェア
めもりーくりーなー Winのメモリーをお掃除するソフト
Novel Supporter 小説推敲補助ソフト
PCソフト 便利なソフトを多数公開
Webサービス 便利で楽しいサービス多数
レトロゲームファクトリー レトロゲーム移植会社のお仕事小説
#電書ハック 電子書籍編集部のお仕事小説
顔貌売人 IT系ミステリ
裏切りのプログラム IT系ミステリ
ゲーム
Little Bit War Switch向け高速RTS
TinyWar high-speed 1ステージ数分の8bit風RTS
EX リバーシ 変形盤面、ステージ多数
PuzzleAndGame.com ブラウザで遊べるパズルやゲーム
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002HXO6P8/cronuscrown-22
2010年03月18日 16:17:12
ゾンゲリア
 映画「ゾンゲリア」のDVDを二月上旬に見ました。

 1981年の映画で、監督はゲイリー・A・シャーマン。脚本はロナルド・シャセットとダン・オバノンです。原題は「DEAD & BURIED」になります。

 この脚本コンビは、「エイリアン」(1979)や「トータル・リコール」(1990)などを手掛けています。

・ロナルド・シャセット
  「エイリアン」(1979)製作総指揮/原案
  「刑事ニコ/法の死角」(1988)脚本
  「トータル・リコール」(1990)製作/脚本
  「マイノリティ・リポート」(2002)製作総指揮

・ダン・オバノン
  「エイリアン」(1979)原案/脚本
  「トータル・リコール」(1990)脚本

 映画は、亜流のゾンビ物かと思って見始めたのですが、なかなか硬派で面白かったです。

 印象としては、クトゥルフ神話物の小説(邪神が出ない系のやつ)のような雰囲気の映画でした。



● ラストの畳み掛けるような種明かし

 映画の主人公は警官です。彼は田舎町で起こった殺人事件を追います。その際に、事件に何度となく出てくるのが検死官兼葬儀屋の男です。

 死体が出るたびに、主人公は検視官と話をします。この検視官は、葬儀屋でもあり、死体の復元と化粧が得意です。

 この二人が中心となって映画は終盤、大きく転がっていきます。この終盤ですが、映像の見せ方も含めて、よくできていました。

 でも、序盤は割りともっさりとしていました。序盤はどこにでもあるようなテレビで流れそうな映画といった雰囲気でした。

 総合評価としては、終盤の畳み掛けるような種明かしと、古典的などんでん返しで、標準より上でした。でも、終盤を除くと、ちょっと退屈かもしれないなと思う映画でした。



● ゾンビというよりも死体蘇生

 この映画ですが、範疇としてはゾンビ物に入ると思います。

 でも、映画自体の方向性としては、死体蘇生系ホラーになると思います。ブードゥーのゾンビというよりは、マッドサイエンティストの死体蘇生という感じでしたので。

 いわゆるゾンビ物を期待していると、だいぶ違うものになります。でも、ホラーとしては、それなりによくできていました。



● 粗筋

 以下、粗筋です(ある程度ネタバレあり。終盤中ほどまで書いています)。

 主人公は警官。彼が住む田舎町で、外から来たカメラマンが殺された。主人公は事件を追うが、その殺人を契機に、不審死や殺人事件が続く。

 主人公は、死体を検視官の許へと運び、調査を依頼する。検視官は、町の葬儀屋も兼ねていて、調査後の死体をきれいに修復していく。

 事件を追いかけるうちに、主人公は奇妙な出来事に出会う。彼は人を轢いてしまうが、その相手が姿を消す。車に残った肉片は、三ヶ月前の死者のものだった。

 その謎を追ううちに、検視官の許から死体が姿を消す。主人公は、事件の背後に何があるのかを調べていく。

 そして、検視官について、以前の住所の警察署に問い合わせる。主人公は検視官の正体を知り、彼の許に乗り込んでいく。

 だが、そこでは意外な人物が待っていた。そして、検視官は驚くべき事実を語りだす……。
最新20件 (全て見る)

柳井が執筆した本や商品 (全て見る

マンガでわかるJavaScriptのPromise
JavaScriptのPromiseをマンガで解説。無料。
レトロ風RPG 全コード
JSのレトロゲーム風RPGの全コードを掲載&解説。
タワーディフェンス 全コード
JSのタワーディフェンスの全コードを掲載&解説。
レトロゲームファクトリー
過去のゲームを最新機用に移植する会社のお仕事小説。新潮社より発売中。
#電書ハック
電子書籍編集部のお仕事小説。文藝春秋より発売中。
顔貌売人 ハッカー探偵 鹿敷堂桂馬
シリーズ第2弾。文藝春秋より発売中。
裏切りのプログラム ハッカー探偵 鹿敷堂桂馬
松本清張賞の最終候補に残った拙作小説(デビュー作)。

サイト目次

PCソフト/Webアプリ/ゲーム

記事/マンガ

柳井の同人活動

開発

携帯・スマホ

アナログ・ゲーム

Cronus Crown(クロノス・クラウン)のトップページに戻る
(c)2002-2024 Cronus Crown (c)1997-2024 Masakazu Yanai
ご意見・お問い合わせはサイト情報 弊社への連絡までお願いします
個人情報の取り扱い、利用者情報の外部送信について