夏コミで出したリアルタイム・ウォー・シミュレーション・ゲームの「Army & Maiden」ですが、DL販売版や、無料プレイ版を作るためと、Androidへの移植準備をするために改良を続けていました。
というわけで、ようやくシステム回りの予定仕様が全部入りました。けっこうヘビーでした。
以下、実装した内容です。
・データ関係
・データの外部ZIP化(リソースとZIPを自動検索)。
・隠蔽したいファイルを、暗号化して利用できる仕様の追加。
・データ作成時に、特定ファイルを暗号化できる仕様の追加。
・描画関係
・台詞のフキダシに尻尾を付ける。
・基準画面更新時間を20msecから40msecに変更(CPU負荷軽減)。
・画面全体バッファの枚数を1枚減らす(メモリ消費軽減)。
・ボタンを立体にする。
・ボタンの選択時の色を、明るい色に変更。
・幾何学図形の描画にはアンチエイリアスをかけるように変更。
・設定関係
・常時呼び出せる設定タブを画面左に追加。
・音量設定、難易度設定を追加。
・成績表関係
・表示の細かな修正。
・最高得点、最短時間の場合に、お知らせする機能を追加。
・成績の履歴を取り、一覧表示や個別表示できる仕様を追加。
・サウンド関係
・MIDIのボリューム・コントロールメソッドの作成。
・全体の音量を調整できる仕様を追加。
・内部仕様
・デバッグの効率化のために、デバッグ・モードの各種スイッチを付ける。
・シーン&フロー管理の仕様を全面的に刷新。
・シーンを都度読み込みに変更(メモリ消費軽減)。
・クラス階層の見直しと整理。
・メソッドが従属するクラスを見直して整理。
・ユニットや武器の画像読み込みを管理する専用クラスの設置。
・オブジェクトのソート専用クラスを作成(オフィシャルのソートと違い、低メモリ動作)。
・ゲームデータの管理方式を変更。今後の変数増加のバージョンアップに対応できるよう、柔軟にオブジェクトの再構築をできるように再設計。
・タブ表示オブジェクトの作成。
・Yes/Noライトボックスの作成。
・スライド・バー・オブジェクトの作成。
・入力ダイアログ、メッセージ・ダイアログの実装。
・細かなチューニングを重ねて、低メモリ動作の仕様に改良。
・ゲーム関係
・HP、スキルのメーターの幅を大きくする。
・ユニット情報の日本語表示に対応。
・特殊効果系の技の表示を、ユニット情報に追加。
・技の能力値を、1秒当たりの増加量に揃えて、分かりやすくする。
・敵AIで、射程内に目標がいるなら、不用意に近づき過ぎないように変更。
・戦闘ログの切り替えを、下端のボタン領域で行う仕様に変更。
・難易度を変更できる仕様を追加。
・拡張仕様
・ライセンス・キーを設定できる仕様を追加。
・Web上のニュースの自動読み込みと、タイトル画面に最新ニュースの日付を表示する仕様を追加。
・開発環境
・Eclipse3.4だったのを、Eclipse3.5に変更。
・TPTP(プロファイラ)の導入(消費メモリをオブジェクト単位で確認してデバッグするため)。
・バグ関係
・細かなバグの修正。
あとは、ゲームのデータを作成しないといけないです。