□Wikipedia - 福島第一原子力発電所事故 東北地方太平洋沖地震の影響で起きた、東電の杜撰運営による原発事故です。人災です。
この事故は、小さな意味では「東電による巨大公害事件」であり、大きな意味では「戦後日本の体制の一つの終着点」です。
原発、原子力、原爆という、一部の人々による再軍備の悲願が、原発利権と迷走によってうやむやになり、なんとなく存続して税金の垂れ流しを行っていたところに、時限爆弾が爆発したといった感じです。
戦後に描いたロードマップが、見事に崩壊した事件でもあると思います。
小さいところでは、東電は公害事件の賠償をきちんと行い、社会と市場のルールに則って責任を取るべきだと思います。
東電が政治家と結託して、責任をガン無視しようとしていることには大きな怒りを覚えます。時代が百年ぐらい違えば、既に何人かが殺されている内容なんだけどなあと思います。
大きなところでは、戦後日本のツケを精算する時期が来たのだから、きちんと新しい日本を真剣に作るように国民と政治が向かって欲しいと思います。だいぶ絶望的ですが。
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