昨日横浜に本を探しに行ったついでに見るスケジュールを組んでいたので見てきました。
3時間の長丁場だったので、朝から水を取らないように気をつけて行ってきたのですが、あまり心配するほどではなかったです。3時間はあっという間に過ぎました。面白かったです。
(以下、ネタバレがたくさんあると思うので、嫌な人は見ないで下さい)
前作の2つの塔はちょっと退屈だったのですが、今回の王の帰還は戦争シーンでとことん楽しめました。戦争シーンは前回もあったのですが、今回の戦争シーンは攻城兵器あり、空中からの滑空攻撃あり、象(無茶苦茶でかい)の軍団との戦いありと、もうともかく目が離せなかったです。ああいう大規模戦争シーン大好きなので、食い入るように見ていました。
しかしまあガンダルフは、魔法使いのくせに魔法も使わず、ひたすら杖と剣を持って格闘しているのにはびびりました。「えー! そうなん!?」と腰が抜けました。ひたすら杖と剣を振り回して、格闘で怪物をばったばったとなぎ倒していきます。鎧もつけず、やたら強いです。
あと、エオウィン(お姫様)も強いです。敵の大将と渡り合い、最終的に倒します。男達の立場ないです。なんか、じいさんといい女性といい、生粋の戦士以外がやたら強い物語です。
さて、物語の山場は、フロドとサムの火山でのシーンです。意識を失ったフロドに、サムが「指輪の重荷は背負えませんが、あなたを背負うことはできます!」と語り、担ぎ上げるシーンはジーンと来ました。いいなあ、かっこいい決め台詞です。あの台詞を語った瞬間、サムは一番輝いていました。サム最高!
終盤いくつか謎な点がありました。いつのまにアラゴルンは王に認められたのか? 何でエオウィンはアルウェンに敵対心剥き出しにしていないのか? ファラミアとアルウェンが並んで立っているのは何故? とか思っていたのですが、
のごさんの感想を見て納得。ああ、いろいろ端折られているのですね。原作未読なもので。
作中色々楽しめたのですが、個人的に今回の映画で一番燃えたのは象部隊でした。なかなか象部隊の突進が見られる場面はないですので。「うぉ〜〜〜! 象の突進だ〜〜!」とか思いながら見ていました。