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韓国4日目

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2004/11/07(日) 00:07:16
1つ前の記事:韓国3日目
 帰国日です。天気は晴れ、昨日の雨が嘘のように上がっています。
 DiCon自体は今日もあるのですが、韓国行きの話をDigital Camp!主催の渡辺さんから振られたのが先週の火曜。詳細が決まり、チケットの手配が始まったのが金曜夕方ということもあり、帰りのチケットは土曜日6日になっていました。というわけで、最終の一般日を残したまま、帰国の途につくことになりました。
 本日朝5時起床。ホテルのモーニングが7時にならないと始まらないということは、昨日の朝食の時にウェイトレスに確認していたので、朝食は自前で調達する必要があります。
 まずは帰国のために部屋に散らかしていた荷物を片付け、それからホテル近くのコンビニでおにぎりとコーヒーを買いホテルに戻り、簡単な朝食を取りました。
 買ってきたおにぎりのパッケージにはハングルしか印刷されていないので、食べてみるまで中身が何なのか分かりません。1つ目はシーチキンおにぎり、2つ目はプルコギおにぎりでした。2つ目のおにぎりはご飯にキムチがまぶしてあり、真っ赤で辛かったです。
 昨日寝る前に、現地の観光会社の方から電話があり、「明日の朝はDiCon見学ツアーのお客さんと一緒のバスで空港まで行かないですか?」と提案があったので、「是非そうしたいです」と答えていました。待ち合わせ場所はホテルのロビー、待ち合わせの時刻は6時20分。6時にチェックアウトを済ませ、6時10分にはツアーのお客さんと、女性のツアーコンダクターと合流。
 「行きは空港からホテルまでどうされたんですか?」と聞かれたので「自力で来ました」と答えたところ、「ガイドを捕まえればよかったのに。東急観光の人は言ってくれなかったんですか?」と。うーん、特にそういう話はなかったです。困った場合の連絡先は教えてくれていたけど、あの程度じゃ困った内に入っていなかったし。そういうことを話しながらツアーの方と一緒にバスに乗車。辺りはまだ真っ暗です。
 バスでの移動途中、ツアーの人達の空港のチェックインをスムーズにするために、ツアコンの方がパスポートと飛行機のチケットを集めていきます。私も彼女に預けたのですが、騙されて持ち去られたらいけないと思い、気が気ではないです。ツアーの人達と違い、私は彼女に会ったのは今日が初めてです。以後、一挙手一投足も見逃さずに彼女を観察し続ける羽目に。もし彼女が悪意のある人の場合、いくらでも騙す方法がありますし、手口はいくらでも思いつきます。私の頭の中では、様々な騙すための手口がぐるぐると回り、それを未然に防ぐための様々な手段を頭の中で必死にシミュレートしていました。
 バスで仁川空港に移動する途中で朝日も昇り、ようやく朝に。
 ツアコンの方いわく、「空港周辺のキムチの店に寄って、それから空港に行きます」と。キムチの店は、完全に観光客相手の店で、観光地値段です。最初に何種類かのキムチの試食をさせてくれ、キムチの解説も日本語でしてくれました。もちろん至る所に、冬のソナタのヨン様のポスターが貼ってあります。20分ほどそこで時間を取るとのことでしたが、特にやることもないのと、ツアコンの方を見失うわけにはいかないのとで、ずっと彼女の近くに貼りついていました。
 バスに戻る時間になり、ツアーの方々と合流。同年代ぐらいの方がいたので、今回はどういう目的で韓国に来たのかと尋ねる。DiConの視察と、契約関係の締結のために来たとのこと。今までメールでしかやり取りしていなかったので、本当に会社あるのか見ておかないと不安だったのでと。某中堅ゲーム会社のネットワーク部門の方でした。
 再びバスに乗車、空港に到着。荷物を預け、飛行機のチェックインも終了。パスポートや飛行機のチケットも無事でした。よかった〜、一安心です。
 ツアーの方は、ツアコンの方と朝食を取る予定になっているということなので、ここで私は別れました。先ほど話したゲーム会社の人とは、チェックインの間に名刺交換をしておきました。
 出国手続き、手荷物検査などを経て、空港内に無事入場。時間はまだ離陸の10時20分まで2時間弱あります。ご飯を食べて、お金を円に替えたら、後は大人しく待つだけだなと思い、しいたけ&プルコギ定食を食べ、お金を円に戻し、搭乗口の前のロビーに移動しました。
 結局、韓国内で使ったお金は2万円強でした。だいたい1日1万円もあれば大丈夫な計算です。換金所で韓国ウォンを日本円に戻すとき、端数は切り捨てで韓国ウォンでそのまま戻ってきます。換金所のカウンターには、恵まれない子供のための募金箱があり、そこにみんなお金を入れていました。私も少し入れておきました。
 搭乗口のロビーで座っていると、2日目に一緒にサウナに行ったK田さんがやって来ました。同じ飛行機だったようです。K田さんは英語がペラペラで、海外も色々な場所に行っており、海外旅行のノウハウもたくさん知っています。というわけで、K田さんは、飛行機のチェックインや出国手続きもバスターミナルで早々に済ませて、悠々と空港に入ってきたそうです。席も飛行機の2階のゆったりとした席を確保できたとのこと。さすがです。私は飛行機の席を選べることもよく知りませんでした。
 飛行機に搭乗。私の座席は、前に他の席がなく、壁になっている場所でした。しまった、最悪です。膝も伸ばせません。これは辛いです。3人掛けの席で、私は一番窓際で、隣は老人、通路側はおばさんです。3人共、座りにくそうに座っています。
 10時20分を過ぎました。でも一向に飛行機が動き出す気配がありません。どうしたのでしょう?
 どうやら、空港のシステムにトラブルが生じたらしく、全ての飛行機が離陸できない状態になっているとのこと。うわぁ。
 結局私が乗った大韓航空の飛行機が離陸したのは12時ジャスト。1時間40分の遅れです。タイミングが悪いことに、スチュワーデスさんがお客を落ちつかせようとコーヒーを配った直後でした。みんなコーヒーを飲むために、今テーブルを出したのに、もうテーブルを仕舞えと言われて困る羽目に。全員急いでコーヒーを飲み干しました。
 色々ありましたが、飛行機は青空に軽快に飛び立ちました。
 さて、帰国までの時間ですが、本でも読んで過ごそうかと思っていたのですが、隣に座った2人の会話を聞いていると、何やら面白そうな人達です。これは、ちょっと仲良くなった方が面白いなと思い、どういう人なのか尋ねてみることにしました。
 老人は、既に退官した大学の元教授で、当年87歳。東工大などで、建築環境工学とやらを教えていて、衛生が専門分野と。おばさんはそのお弟子さんで、バークレー工科大学などにも行っていて、今はつくばで研究をしている2児の母親だそうです。彼女の旦那さんも研究者で、今はアメリカにいるとのこと。
 今回韓国に行っていたのは、老人の過去の生徒の中に韓国の学生が何人かいて、彼らが作った韓国の学会がちょうど10周年だったので、呼ばれて行って来たそうです。今は弟子だけでなく、孫弟子もいて、研究の裾野はだいぶ広がっているとのこと。老人は、建築だけではなく、韓国語も生徒に教えていたらしく、その関係でも韓国と縁が深いと。
 これはなかなか面白い2人です。早速名刺交換をしました。名刺を見ると、そこには今聞いたプロフィールとは、また違った情報が。
 老人の出した名刺には、「小児がん等難病の子供と家族のための滞在施設 副理事」とあります。NPO法人ファミリーハウスという組織だそうです。小児がんの治療のために、東京などに出てきた家族の滞在の面倒を見るための団体だと教えてくれました。
 だいたいの親にとって、自分の子どもが小児がんになるのは初めての経験です。そのため、精神面でも生活面でも、家族全体に対するケアが必要だそうです。また、移植待ち(血液がんで、血液の移植のことを話されていました。適合は1000人に1人とのこと)などで東京に長期滞在するケースが多く、そういう意味でも家族全体のケアが必要だそうです。
 アメリカなどではこの手の施設が多く、数千人が滞在できる環境が整っているが、日本ではまだ数百人を収容するのが限度だとのこと。このNPO法人立ち上げの時に老人は、衛生面での指導・助言で関わり、理事をしていたそうです。今はもう年なので、名刺に書いてある副理事もやめているそうです。
 小児がんについてはあまり知らなかったので、どんな患者がいるのか、ケアをしている人達には、どんな人達がいるのかなど質問をしました。小児がんは、早ければ生後数週間で目のがんになることもあるらしく、そうなると親は絶対パニックになるのでこういったケアが重要になってくると。
 ケアをする人は、10人に1人ぐらいが自分の子どもが小児がんになった経験を持つ親御さんで、あとは子育てが終わった女性が多いそうです。
 また小児がんでは、血液のがんについて特に老人は詳しく話していて、血液を輸血で総入れ替えする必要があるということを聞きました。また、この団体にいた医師が、自家移植で本人の血液を問題のない血液にして戻すという治療法も開発したらしく、それはいいことだと思うと言っていました。ただ、このお医者さんは、彼自身が膵臓がんで亡くなってしまったそうです。
 老人の話は、なかなか興味深かったです。
 また、おばさんとは、私がゲームを作っているという所から派生して、子供の教育環境のことについて色々と話をしました。彼女が住んでいる場所が、つくばという学究都市なので、日本の他の場所とは違う教育が実践されているとか、最近の子供は小学4年生でパワーポイントを使って研究発表をしていて彼女は驚いているとか、アメリカの保育園では3歳児から様々な教育を施しているとか、彼女の子育ての実体験に基づいた話を多数聞きました。これは、彼女が子育て期間中にアメリカ、日本を移動していたからこそ気付いたことが多く、日米の違いなどの比較が面白かったです。
 そして、今回のアメリカの大統領選挙の結果について論じ合いながら、日米の教育の違い、アメリカの外縁部と内地の違いなどについて色々と意見を交換しました。
 こんな感じで機内では3人で様々な話しを交わし、あっという間に日本に到着しました。
 仁川空港では1時間40分遅れでしたが、成田空港に着いた時は1時間遅れ。かなり飛ばしたようです。
 空港で荷物の受け取りを待っていると、再びK田さんと合流。荷物にはスカーフを巻いておくと、取り間違いがなくてよい。免税品の確認手続きの列は、並んでいる人数ではなく、各々が持っている荷物を見てから並ばないといけない。など、細かなテクニックを伝授して頂きました。
 その後K田さんと別れ、空港の入り口まで辿りつき、無事日本に戻ってこれました。
 忘れないうちに携帯電話を返しに行き、帰りは成田エクスプレスで帰ることに。
 行きは快速成田行きで安く済ませましたが、どうせだから両方経験しておこうと思い、帰りは値段の高い成田エクスプレスを選択。停車駅が、成田第2ターミナル、品川、横浜とえらく少なく、快適でした。ただ、2000円以上高くなるのは痛いですね。財布が潤っている時しか利用できないなあと思いました。
 横浜駅からはいつものルートで、東横線で白楽まで移動して部屋に帰還。帰ってくると全身汗でびしょびしょでした。荷物が重いのに、私の部屋は丘の頂上にあるので。
 どうにか無事部屋まで辿りつき、帰還を連絡しておかないといけない方々や、日本側でお世話になった方々に連絡を済ませ、韓国出張は無事終わりました。貴重な体験ができ、成果もあり、度胸もつき、勉強になり、非常に有意義な出張でした。
 帰りがけに思ったことですが、今まで漫画の島耕作シリーズを見て、海外であんなにぽんぽんと話しが進むのかなと疑問に思っていましたが、色恋沙汰を除けば、案外島耕作みたいなこともあるのかなと思いました。
 久しぶりにビジネスマンっぽいことをした数日でした。普段は部屋で1人、世捨て人のような生活をしているので。
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