2005年10月16日 14:55:56
9月の下旬に、映画「アイ,ロボット」のDVDを見ました。
非常にハリウッドっぽい、ハリウッド映画でした。終わり。
いやまあ、普通に面白かったです(^^ゞ
お話は「ロボット三原則」の話です。
全てのロボットが「ロボット三原則」を守り、ロボットの犯罪がない社会。そのなかで、ロボットに疑問を持っている刑事がいた。
あるとき、ロボット会社の最高技術者が謎の自殺を遂げる。博士は遺書で、主人公である“ロボット嫌い”の刑事に来て欲しいとメッセージを残していた。
刑事は会社に訪れ、博士が自殺ではなく、ロボットによる他殺だったのではないかと疑う。
あとは、徐々に残された手がかりをたどり、ロボット三原則を破るロボットたちと戦い、真実まで迫っていくというストーリーです。
「SFXを駆使した未来像」と「i-macみたいな造形のロボットがわらわら動く映像部分」が見所の映画なのですが、脚本が思いのほかしっかりとしていました。問題解決をするための、伏線の生かし方がなかなかきれい。
「あっ」と大きく驚くところはまったくないのですが、細かく「なるほど」と唸らせる部分が多いです。特に後半。「どうやって、このピンチを切り抜けるんだ?」「なるほど、あれがここに効いているのか!」という感じ。
脚本は映像に対して地味な部分ですが、いい仕事をしています。
突出して面白い映画ではないですが、ハリウッドのお約束をきっちりと押さえたSF映画として、きれいな作りになっていました。