2005年10月15日 10:19:59
9月の後半に、映画「ブルース・オールマイティ」のDVDを見ました。
ジム・キャリー主演で、ストーリーは以下の通り。ネタバレが少し入りますが、何と言うかDVDのジャケット見た時点でオチが分かるストーリーなので問題ないでしょう。
ニュース・レポーターでアンカーマンを目指している主人公のブルース。彼は笑いを取るのはうまいが、運はない。
そんなブルースは、性格の悪いライバルにアンカーマンの座を奪われ、生放送番組でぶち切れ、会社を首になってしまう。そして、そのことで恋人にも当たり散らす。
精神的ショックのせいで、自己中心的な性格に磨きのかかったブルースは、「神は不公平で、仕事をきちんとしていない」と不平を絶叫する。
すると、「じゃあ君が神をやってみなさい」と神の力を授けられる。ただし、「人の心は変えられないよ」とも言われる。
神の力を得たブルースは、様々な奇跡を起こして大成功する。しかし、慢心するブルースに恋人は愛想を尽かす。そこで初めて彼は、自分が何を得たかったのかを知る。
さらに、周囲の人々の願いを適当にかなえていたせいで、自然災害や暴動などが起こり、町は大混乱に。
ブルースは反省する。そんな彼の許に、再び神が現れる。
神は、「モーゼが海を割ったりするのは手品だ。母子家庭の母親が子供を立派に育てるのは奇跡だ。麻薬中毒の患者が自らを取り戻し回復するのも奇跡だ。奇跡は人の心が起こすものだ」とブルースに諭す。
ブルースは心を入れ替え、自分のためではなく、周囲の人のために生きることを決意する。
という、基本的に「説教要素」が入った「いい話」です。
ジム・キャリーは好きなので、まあ満足。
ただ、悪い映画ではないけど、特別にいい映画でもない。普通の映画。頑張って映画館で見る映画ではないなと感じました。暇つぶしにポップコーンを食べながら見る分には申し分ないですが。
個人的に注目した点は、神役がモーガン・フリーマンなところです。つまり、黒人です。神=黒人というのは、アメリカ人の目で見るとどういう風に見えるのかなと興味を持ちました。