2005年11月20日 19:36:59
映画「悪魔の棲む家」(原題:The Amityville Horror / Amityvilleはアミティービルという地名)のDVDを10月の下旬に見たので感想です。
内容は「邦題タイトルそのままの映画」です。
悪魔が棲む家に引っ越してきた家族が、繰り返し発生して徐々に過激化していく恐怖に怯えるという内容です。
家族のうち、最も若い女の子が悪魔に魅入られ、父親がノイローゼ気味になりながら疑念を抱き、神父様が「悪魔がいる!」とのたまいます。
この手の映画の典型的パターンとも言える展開でした。まあ、1979年の映画ですし。
手法は非常に丁寧でした。序盤で恐怖が起こるときのサインを提示し、あとはそのサインとともに恐怖を演出するというものでした。
映画自体も、「1日目」「2日目」と字幕付きで進んでいきます。そして「最終日」まで到達します。
古い映画ですが、今見ても勉強になる手堅い作りでした。
ただし、怖さは全くなかったです。理由は、「悪魔だ!」と言われても日本人は怖くないからです。これは、この手の映画共通の問題ですね。
あと、気になったのは、若い神父の俳優が、他のホラー映画で見たことがあるような顔立ちです。他人の空似なのでしょうか。えらい気になりました。