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2005年11月30日 01:03:07
 映画「テイキング・ライブス」のDVDを11月の上旬に見ました。

 この映画の存在はまるで知らなかったのですが、レンタルショップでジャケ裏を見たら設定がけっこう面白そうだったので借りました。

 主演がアンジェリーナ・ジョリーで、イーサン・ホークが助演?という、有名所が出ている映画で、2004年製作なのですが、まったく知りませんでした。



 粗筋(というか設定)は以下の通り。

 ヤドカリが「宿となる巻貝の殻」を取り替えていくように、殺人を犯しては「被害者の人生」を乗っ取り続ける連続殺人犯がいた。

 彼を追い掛けることになるFBIの女性捜査官。彼女はその犯人を追う途中で、犯行現場の目撃者と懇意になる。そして彼女は次第に目撃者に引かれていく……。



 それなりに面白かったです。

 でも、ある人物が出てきた瞬間に、「こいつが犯人に決まっているだろう」と一発で分かるのはどうかと思いました。

 映画を見終わったあと、映像特典のインタビューを見たのですが、「誰でも謎の答えが分かるように、丁寧に描いたんだ」という台詞があったのですが、いくらなんでも分かりやす過ぎだろうと思いました。

 あと、どうでもいいのですが、アンジェリーナ・ジョリーがFBIの捜査官だと、目立ちすぎるよなと思いました。まあ、彼女は映画中、裸になったりと観客をきちんと楽しませてくれるのでよいのですが。

 それと、映画の最後の対決シーンはなかなか意表を突いていました。ある意味私のツボを突いているか? と思ったのですが、実はそうではなかったので少しがっくり。挑戦的ではあったので、このシーン自体の評価は高いです。

 最後に、この映画の山場を上げるとすれば、アンジェリーナ・ジョリーの裸が最初のピークで、次はラストシーンだと思います。

 悪くはない映画です。でも、ずば抜けていよいわけでもない。まあ、DVDで見る分には損はない映画だと思いました。
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