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2005年12月13日 02:22:59
土日は大学のサークルの先輩の結婚式に出席するために大阪に行ってきました。
非常に久しぶりの大阪。でも、結婚式は新大阪駅の間近だったので、大阪の中心部からは離れており、人通りも少なく、大阪っぽいものはあまり見られませんでした。
若い女の子がやんわりと大阪弁を喋るところを聞くのを期待していたのですが残念でした。女の子がゆっくりと喋る大阪弁は、非常に耳に心地良いので。
結婚式では、新婦の上司のスピーチに「さすが大阪だな」と唸らされました。結婚式のNGワードも交えつつ、笑いを取りに来ていました。
さて、その帰りなのですが、新大阪駅で「スマトラ沖津波写真展」が行なわれていました。
最も被害が大きかったと言われるアチェ州の写真が並んでおり、スタッフの解説付きで見て回りました。
スタッフの話だと、元々アチェ州は、天然ガスなどの利権で、ゲリラと政府とが戦っていた場所だそうです。そのため住民が疲弊していた。そこにさらに津波の被害が来てしまった。
戦闘では3万人が死んでおり、津波では16万人が死亡したとのことでした。
写真を見て、原爆投下後の広島の写真のように、建物が根こそぎなくなっている様子は壮絶でした。
何というか、踏んだり蹴ったりの場所だなと思いました。
しかしあのスマトラ沖地震津波は2004年12月26日だったのですね。まだ1年も経っていない。
既に頭のなかでは遠い昔になりかけていました。