2006年01月12日 12:29:14
映画「エイリアン V.S. プレデター」を12月中旬に見ました。
楽しめましたが、ところどころ設定おかしいよね、というのが感想です。
以下、粗筋。
ある巨大企業が所有する探査衛星が南極大陸に奇妙な熱源を発見した。前回の探査では見つからなかった不思議な熱源は、人の手による建造物“ピラミッド”の形をしていた。
巨大企業の老いた社長は、世界中から様々な専門家を集め、建造物を探索するプロジェクトチームを作る。
氷砕船に乗り、プロジェクトチームは南極に向かう。そのなかでも主要なメンバーは以下の三人。氷の世界の専門家である女性、テオティワカンで発掘をしていた考古学者、そして家族を愛する化学者。
彼らは、ピラミッドが地下600mにあることを知らされる。そしてチームには掘削の専門家集団も加わっていた。
現地に到着したメンバーは奇妙な穴を発見する。前日まではなかった穴が、大地には穿たれていた。その穴は氷を一直線に繰り抜き、ピラミッドの入り口まで達していた。
彼らはその穴がどうやってできたかを知らない。その“通路”は、プレデターの母船が宇宙からレーザーを撃って作ったものだった。
探索隊は地下に下りる。彼らはピラミッドのなかで、謎の“銃”を発見する。その銃を取ると同時にピラミッドは活動を始め、その内部にいたエイリアンの卵が孵化しだす。そして、深奥にいた巨大な母親エイリアンも目覚めた。
その頃、地上に残っていた掘削集団が、天空から現れたプレデターたちに襲われる。宇宙からの狩人は穴を下り、ピラミッドに向かう。
銃を取ったことで閉じ込められた探索メンバーたち。考古学者はピラミッドの記述から、このピラミッドの正体を知る。
ここは、プレデターたちが成人の儀式としてエイリアンを狩るための迷宮だった。そして銃はプレデターたちがこの狩り場で使う武器だった。
エイリアンとプレデターのあいだに立たされた人間たち。彼らは、それぞれの技能を駆使して生還への道を探る。
アクションやバトルは楽しめましたが、ピラミッドや古代文明の設定は、ちょっとなと思う部分が多かったです。
衛星で発見して現地に行くまでは、設定も面白かったのですが、その後はぐたぐた。設定レベルで言うならば、漫画のスプリガンの方が圧倒的に出来がいい。
あと、プレデター弱過ぎ。
いきなり全滅するんじゃないかとドキドキしました。
エイリアン相手に光学迷彩はほとんど意味をなさないし、敵の数が多過ぎて持ち前の奇襲能力が役に立っていないし。
まあ、それでも、並以上に楽しめたのでよかったです。