映画「アトミック・カフェ」のDVDを五月中旬に見ました。
本作は、アメリカの軍隊の広報映像などの“あり物の素材”を継ぎ接ぎして一本のドキュメンタリーにした映画です。
上記のような手法を使って、アメリカの核開発に対して“鋭い突っ込み”を入れています。
分かりやすく言えば、マイケル・ムーアの師匠の映画です。
DVDには、マイケル・ムーアからのメッセージが文字で出て来るのですが、「この映画を見て、映画の作り方を教えてもらおうと思って監督に会いに行ったら、びっくりすることに作り方をそのまま教えてくれた」ということです。
「なるほど、同じ系譜の映画だな」と思いました。あり物の映像を使っているため、マイケル・ムーアほどの毒々しさはないですが、その分シュールです。
「いや、そんなんじゃ、放射線防げないって」という防御策満載で、くらくら来てしまいます。
なかなか面白かったです。
特に粗筋がある映画でもないので、粗筋は割愛。
時系列に沿って、映像をうまく繋ぎ合わせて突っ込みどころ満載の映画にしています。
しかし編集の妙だけで、きちんと映画になるんだなと思いました。
そういう意味では非常に興味深い作品でした。こりゃ、マッドビデオにはまる人も大勢いるわけだと思いました。
私は映像系は疎遠気味なので、なかなか映像編集までは手を出していないのですが、何か作ってみたいという気にさせられました。
こういった、「見た人のアクションを誘う」作品は、いいものだと思います。きっとマイケル・ムーアも何か誘われたのでしょう。