2006年12月08日 00:05:58
世の中には、どうしても記憶に残り難い言葉というものがあるものです。
この「ノーブレス・オブリージュ」という単語などは、割と頻繁に使おうとするのに、「ノーブ……オブリ……、なんだったっけ?」と、単語として上手く出てきません。
基本的に物の名前を覚えるのは苦手なのですが、そのなかでもさらに苦手な単語です。
理由はたぶん、この「ノーブレス・オブリージュ」という単語がフランス語なので、他の語彙と関連付けられていないためです。
いわば、頭のなかのインターネットで、周囲からリンクを張られていない孤立ページ状態になっているわけです。
そういった状態を解消するためには、こういった場所で話題にすることで、記憶の強化を図るのが手っ取り早いです。というわけで、ぺたりとリンクを張っておきます。
これで、脳内リンクが強化されるはず。
ちなみに「ノーブレス・オブリージュ」の意味は以下の通り。
身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞いをしなければならぬ」の意。
ニュースを見ていると、この精神が欠けた現象が多く見られます。好きな概念なのですが。