2007年01月19日 10:54:48
2009年秋から放送する司馬遼太郎原作のスペシャルドラマ「坂の上の雲」の配役を発表。
1回90分の全13回を、2011年秋まで3期に分けて放送予定。1回あたりの制作費は大河ドラマ(約6000万円)を超えるとのこと。
配役は、秋山真之が本木雅弘、好古が阿部寛、正岡子規が香川照之だそうです。
個人的には、「坂の上の雲」は司馬遼太郎の小説の最高峰だと思っています。
ただし、いきなり読んでも読みこなせません。司馬小説の集大成のような内容になっているので、次善に司馬遼太郎の小説を数十冊読んでおかないとついていけません。
軍事物としても非常に面白いですし、司馬遼太郎の人間観を見るという意味でも面白いです。
そして、司馬遼太郎の怨念のようなドロドロとした部分が後半になればなるほど噴出してきます。あの読書体験は非常によいものでした。