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2007年04月09日 08:31:05
バスター・キートン傑作集(2)
 DVD「バスター・キートン傑作集2」を二月下旬に見ました。

 収録されている作品は、以下の通りです。

・ハード・ラック
・ザ・ハイ・サイン
・悪太郎
・即席百人芸
・漂流

 一作品二十分弱、全部で九十分ほどの短めのDVDです。

 傑作集1で、バスター・キートンについては書いたので、今回は作品についての感想です。

 傑作集2は、傑作集1よりも面白くなかった……。

 というか、記憶に残ったのは最後の二作だけで、他はなんとなく見ているうちに流れていったという印象でした。

 まあ、見ている瞬間は、それなりに面白かったのですが。

 なので、感想は最後の二作だけ書きます。



●即席百人芸

 舞台に出て来る役者も観客も全部バスター・キートンという、一風変わった特撮が見られる作品。

 白黒時代から、こんな特撮があったのかと驚かされます。

 撮影技法について興味が湧く作品でした。たぶん、相当面倒な編集をしているような気がします。



●漂流

 船に乗って、家族で海に行く話です。

 キートンが吊りベッドに寝ているシーンがあるのですが、大方の予想通り、ベッドを吊っている紐が切れておっこちます。

 印象的だったシーンは、嵐にあった船がぐるんぐるん回るシーンです。まるで、びっくりハウスのようです。

 いろいろと大道具が動くシーンは、傑作集1も含めて、バスター・キートンの真骨頂のような気がします。

 とはいえ、まだ十作しか見ていないので、本当にそうなのかはよく分かりません。



 とりあえず、傑作集2が1よりも面白くなかったので、傑作集を見るのは少し保留しようと思います。

 傑作集3以降は、そのうち、手が空いた時にでも見ようと思います。
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