クロノス・クラウン - 記事検索

おすすめ
自作の本やゲーム他を販売
便利なWebアプリが多数
ソフトウェア
めもりーくりーなー Winのメモリーを掃除
Novel Supporter 小説推敲補助ソフト
PCソフト まとめ
Webサービス
Kindle Unlimited マンガまとめ 巻数の多いマンガを集計
ゲームブック
闇の聖杯の儀式 電書のゲームブック
ゲーム
Little Land War... Win向けSRPG
Little Bit War Switch向け高速RTS
TinyWar... 1面数分の8bit風RTS
EX リバーシ 変形盤面、盤面多数
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000KQFCMU/cronuscrown-22
2008年04月08日 06:54:40
手錠のままの脱獄
 映画「手錠のままの脱獄」のDVDを二月下旬に見ました。

 1958年の白黒映画で、監督はスタンリー・クレイマー。脚本はネーサン・E・ダグラス。

 主演はトニー・カーティスとシドニー・ポワチエ。

 シドニー・ポワチエは、頭脳明晰な黒人役としてよく出てきます。

 映画の内容は白人と黒人の友情物語です。古い映画なのでそれほどひねった部分はなく、非常に典型的な内容でした。

 それなりに楽しめる内容でしたが、突き抜けて面白い類の映画ではありませんでした。



 以下、感想です。(ネタバレあり。終盤の直前まで書いています。とはいえ、典型的な話なので、特にネタバレを気にする必要はないと思います)

 囚人護送車が事故に遭い、二人の男が脱獄した。

 一人は白人、一人は黒人。そして彼らは鎖で繋がれていた。

 互いに反目しながらも、協力しなければならない二人。追っ手は警察官と銃を持った地元の住人、そして鋭い歯を持った犬たちだ。

 白人と黒人は、野を駆け、川を超え、野宿を重ねながら逃避行を続ける。そして、互いの過去をぽつぽつと語り出す。

 彼らの間には、次第に友情が芽生え出す。

 そして、鎖から解き放たれた後も、二人の間の絆は切れなかった。白人の女に騙され、死に至る道に進もうとする黒人を助けるために、白人は自らも死中へと向かう……。



 非常にベタな話です。

 極限状況の中で、互いに反目していた二人の間に友情が芽生えるという物語です。

 一点、なるほどなと思った部分があります。

 それは、追っている警察官が元弁護士という設定です。

 映画中では明言されませんが、人権派の弁護士っぽいです。

 脱獄した囚人二人を殺そうとする周囲の人間を恫喝して、何とか生きたまま捕らえようとし続けます。

 追っ手側にもこういった対立を用意するのは重要です。

 そして、囚人たちが最終的にどうなるのか、観客が予想する可能性の幅を広げるのにも寄与しています。

 ここらへんの設定の作り方は上手いなと思いました。
最新20件 (全て見る)

オススメ電書 (全て見る

動画講座 (全て見る

サイト目次

おすすめ

PCソフト/Webアプリ

ゲーム

マンガ

記事

柳井の同人活動

開発

携帯・スマホ

アナログ・ゲーム

Cronus Crown(クロノス・クラウン)のトップページに戻る
(c)2002-2024 Cronus Crown (c)1997-2024 Masakazu Yanai
ご意見・お問い合わせはサイト情報 弊社への連絡までお願いします
個人情報の取り扱い、利用者情報の外部送信について