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2010年02月26日 00:10:11
 2009年の読書のまとめ3月分です。

 星による評価の基準については前述の通りです。

● 2009年03月(5冊/計22冊)



■ 04 キャプテン・アメリカはなぜ死んだか 超大国の悪夢と夢

(町山 智浩)
(★★★☆☆)

■ 06 アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

(町山 智浩)
(★★★☆☆)

 町山さんの話は面白いです。

 どちらも楽しく読めましたが、何気にネットでも見た内容の加筆が多かったのと、あくまで軽いコラムなので、評価は★三つです。





■ 19 古今和歌集(三)全訳注

(久曾神 昇)
★★★★☆

■ 30 古今和歌集(四)全訳注

(久曾神 昇)
★★★★☆

 古今和歌集ですが、結局去年一年で十回近く読んだような気がします。色々と探したり、調べたり、そういうことをする際に、頭から全部、歌を見返したりしていましたので。



■ 30 死の泉

(皆川 博子)
(★★★☆☆)

 ナチス・ドイツ系の耽美(?)小説。

 よいのは分るし、好きな人は好きそうですが、私のストライク・ゾーンではなかったです。

 たぶん、こういった情緒的な広がりを持つ作品よりも、情報密度が濃かったり、感情密度が濃かったりする作品の方が、私は好みなのだと思います。

 狂気は狂気でも、もっとストレートな狂気の方が好きみたいです。

 あと、この本を読んで思ったのは「これは少女マンガで読みたい」というものです。

 女装男子物として、ビジュアル化したものが見たかったからです。二次創作とか、出そうな作品です。

 よくできた小説でした。
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