2009年の読書のまとめ3月分です。
星による評価の基準については前述の通りです。
● 2009年03月(5冊/計22冊)
■ 04 キャプテン・アメリカはなぜ死んだか 超大国の悪夢と夢(町山 智浩)
(★★★☆☆)
■ 06 アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない(町山 智浩)
(★★★☆☆)
町山さんの話は面白いです。
どちらも楽しく読めましたが、何気にネットでも見た内容の加筆が多かったのと、あくまで軽いコラムなので、評価は★三つです。
■ 19 古今和歌集(三)全訳注(久曾神 昇)
(
★★★★☆)
■ 30 古今和歌集(四)全訳注(久曾神 昇)
(
★★★★☆)
古今和歌集ですが、結局去年一年で十回近く読んだような気がします。色々と探したり、調べたり、そういうことをする際に、頭から全部、歌を見返したりしていましたので。
■ 30 死の泉(皆川 博子)
(★★★☆☆)
ナチス・ドイツ系の耽美(?)小説。
よいのは分るし、好きな人は好きそうですが、私のストライク・ゾーンではなかったです。
たぶん、こういった情緒的な広がりを持つ作品よりも、情報密度が濃かったり、感情密度が濃かったりする作品の方が、私は好みなのだと思います。
狂気は狂気でも、もっとストレートな狂気の方が好きみたいです。
あと、この本を読んで思ったのは「これは少女マンガで読みたい」というものです。
女装男子物として、ビジュアル化したものが見たかったからです。二次創作とか、出そうな作品です。
よくできた小説でした。