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2010年10月15日 14:51:26
ネットで今年の4月ぐらいから書き始めた「マンガで分かるJavaScript プログラミング講座」ですが、本になることになりました。
本の方のタイトルは「マンガでわかるJavaScript」です。秀和システムから出ます。ページ数は320ページぐらいです。発売は、今月末の10月26日ぐらいだそうです。
情報公開してもよいというメールをいただいたので、正式に公開します。
詳細情報や表紙画像はまだ届いていないので、こちらは届いたら公開する予定です。
また、この本とは別に、共著ですが、1冊本が出る予定です。
「プロならば知っておくべきWebコーディング&デザインの定石100」という本で、出版社はMdNです。32ページほど、ちょろちょろとJavaScriptを中心としたテクニックを書いています。
こちらも今月末の10月26日ぐらいに発売だそうです。
というわけで、ここのところ裏で、「マンガでわかるJavaScript」の原稿作業や校正作業を行っていました。
以下、Web版との違いです。
● マンガ
マンガは、デザイナーさんに写植をしてもらい、ソースコードや表なども見やすくしてもらいました。
コミスタでは、細かなデザインができないので、だいぶ見やすくなっています。
本だと、見開きで一気に2ページ見られるし、スクロールしながら1コマずつ見なくてもよいので、だいぶ読みやすいと思います。
● 本文
本用に大幅に書き直しました。
Web版は、文字数の制限がないので、かなり書き散らしているのですが、そこから本当に必要なところだけを凝縮して、コンパクトに、そして読みやすくしました。
見比べると分かるのですが、「JavaScriptを速習する」という意味では、本のバージョンの方がかなり出来がよいです。速習に不要な部分は切り捨て、必要なところだけを、分かりやすく解説しています。
Web版だと、レベルの違う情報が同じ章に入っていたりと、かなり行き来しないといけないようになっているので、ここらへんは、叩き台があって、書き直した成果だと思います。
あと、文章もかなり推敲して、読みやすく、そして分かりやすくしました。
● おまけ
実践編ということで、おまけの章がついています。実際にJavaScriptを使って、ナビゲーションを作ったりといった方法が実例で入っています。
けっこうトリッキーなテクニックも入っているので、ある程度JavaScriptを使える人にも面白いと思います。
また、サンプルコードにも、ちょっとしたおまけを入れています。JavaScriptで作ったサンプルコード・ビューワーです。Windwos限定の仕様ですが、シンプルなコードで、面白いことをしています。
というわけで、4月に始めた企画ですが、半年で出版までこぎつけることができました。
コミスタを買ったのが1月なので、その時の「マンガを描いて本を出す」という目標も、10ヶ月で達成することができました。……非常にトリッキーな方法ですが。
さて、この10ヶ月で、色々と能力が上がりました。今同じことをすれば、もっと上手くできるという自信があります。
マンガも、新たに描けば、もう少し高いクオリティで描くことができるノウハウが身につきました。
まあ、駄目な部分があっても、どんどん世に出していかないと、成長はしないですし。そういう意味では、コミスタマンガの非常によい練習になりました。
というわけで、次を目指して、頑張っていかないといけないです。