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[大人の社会科見学] オリエント工業 ショールーム

http://crocro.com/news/20101022144340.html
2010/12/30(木) 07:05:13
(再掲:データ・エラー時に消えていたので、復旧しておきます)

 友人の太郎さんと行っている「大人の社会科見学」ですが、今回は本当の意味での「大人」の社会科見学に行ってきました。

 場所は、オリエント工業のショールーム。オリエント工業は1977年創業の会社で、リアルラブドールで有名な特殊ボディーメーカーです。

□リアルラブドール オリエント工業
http://www.orient-doll.com/top.html

 非常にリアルで可愛い等身大の特殊ボディーを作っているメーカーで、一部の人には非常に有名な会社です。ネットでも、何度も話題になっています。

 この会社のリアルラブドールは、関節が稼働する骨格を持ち、シリコン製の体を持ち、非常に精巧な顔が付いています。たぶん、そのクオリティは日本一(=世界一)だと思います。

 今回訪問したのは、そのオリエント工業の上野ショールームと、m's秋葉原6F 特別展示スペースの2ヶ所です。

□ショールームのご案内
http://www.orient-doll.com/showroom/

 訪問のメインは、要予約の展示場所「上野ショールーム」です。この場所で、実際にリアルラブドールを触り、その動きを確かめ、そして、あそこのパーツの具合も指で体験してきました。

 以下、レポートです。



● 場所

 オリエント工業の上野ショールームは、JR御徒町駅南口から歩いて3〜4分といったところにあります。

 Webページ上の地図の「吉野家」が、他の店になっていたので、Googleマップなどで場所を確かめてから行った方がよいかもしれません。

 建物は雑居ビルらしく、いくつかの店舗が入っています。その建物の2階がショールームになっていました。

 ショールームの訪問時には、事前予約が必要です。予約は当日でも構わないとWebページに書いてありました。これは、客同士のバッティングを防ぐための処置だと思われます。

 また、ショールームでの観賞は30分と決められているようでした。これは、入り浸る人を避けるためだろうなと感じました。あそこを立たせてもいいけど、出しては駄目ですと説明がありましたので。



● 展示場内

 展示場内には、30体ぐらいのドールが展示してあります。直立さたせているのもあれば、座らせているのもあり、寝かせているのもあります。

 左手から順番に、低年齢〜大人の女性と並んでいます。左端だけは特殊で、ソフトビニール製のボディの人形がまとめて展示してあります。他は全てシリコン製でした。

 これらの人形には、全て触れることができ、関節を自分で動かすことができます。

 また、これらの体とは別に、ショーケースに頭部のみの展示もしてありました。

 写真撮影は禁止でした。



● 案内係のおじさん

 ショールームに入ると、案内係のおじさんに、まずは説明を受けます。

 最初にすることは、鞄などの荷物を全部ソファーに置くことです。これは、ドールを傷付けないためです。

 シリコン製の等身大人形は、1体60万円以上するので、当然の処置だと思います。

 次に、この場所で行ってよいこと、駄目なことのレクチャーを受けます。人形に触ったり、ポーズを取らせたりするのはOK、ただし、行為を始めるのはNGです。

 そして、関節の動かし方と稼働範囲を教わります。下手な扱いをして、壊してしまわないためです。

 この関節についての説明では、案内のおじさんが、正常位で腰を激しく動かして、関節がスムーズに動く様を実演してくれました。

 この動きを見て、かなり人体に近い感覚で、行為に及べるのだということが分かりました。

 人間と違い、自分では動けないので、持ち上げると重いのですが、上に乗りかかる分には、それほど違和感なく動けそうでした。

 一通りのレクチャーを受けたあと、案内のおじさんは退出して、人目をはばからずに、自由に触れ合うことのできる時間がやってきました。



● ボディーの素材

 先に少し書きましたが、ボディーの素材には、シリコンとソフトビニールの2種類があります。

 触感、動きともに、シリコンが主のようで、ソフトビニールは廉価版的な位置づけのようでした。

 数もシリコンが中心で、ソフトビニールは端の方にまとめて置いてありましたし。値段も2倍以上違うようでした(ソフトビニールは20万円台ぐらいのようでした)。



● 関節の種類

 関節は2種類あるとのことでした。ハードタイプとソフトタイプです。

 ハードタイプは関節が硬く、固定ができ、自由なポーズを取らせることができます。

 ソフトタイプは関節が柔らかく、弛緩した人間のように、重力に従って、だらりと手足が垂れます。

 値段はハードタイプの方が高価です。ハードタイプは時間が経つと、ソフトタイプのように関節が緩くなってくるとのことでした。

 カタログを見ると、関節は手足、首だけでなく、腰にも入っているようでした。腰の関節があることで、人間らしいポーズが取れるのかなと思いました。

 このハードタイプとソフトタイプですが、個人的な印象としては、撮影に使いたい場合や、好みの体位がある場合はハードタイプで、そうでない場合は、ソフトタイプがよさそうだと感じました。

 値段の違いもありますが、ここは好みが別れそうです。



● ドールの年齢

 年齢は、小学生ぐらいから成人女性までラインナップがあり、順番に並んでいました。

 この年齢順の人形を見て、なかなか面白い発見がありました。人間を対象とするのと違い、人形を見る際は、相手の反応を考えずに冷静な目で性的に観察することができます。

 そのことによって、自分がどのぐらいの範囲の女性までを性の対象として見ることができるのか、客観的に判断することができます。

 私の場合、小学生はさすがに無理だなというのが結論でした。



● 美少女ドールの造形

 さて、人形の年齢が小学生ぐらいから成人女性まであると書きましたが、実は一番際立った特徴を持っていたのは、中学生ぐらいの年齢だと思われる「美少女」ドールたちでした。

 低年齢層と高年齢層は、ある意味、現実の女性に近いような造形をしています。まあ、成人女性の腰が細すぎて、胸が大きすぎるというバランスの問題はありますが、現実女性に近い肉体を持っています。

 しかし、美少女ドール達は、現実の女性とはだいぶ違う肉体を持っていました。

 顔は愛くるしく端正で可愛く、身長は低く、臀部は小さいのに、胸は非常に大きいです。

 これは、現実世界の少女の肉体バランスではなく、マンガやアニメの少女に近い造形です。

 この美少女ドールは、本物の女性に似せているというよりは、観念の中の美少女を具現化しており、他の年齢の人形とはちょっと違う印象を持ちました。

 この造形が興味深かったので、観賞時間の多くを、これらの人形たちの観察に費やしました。



● 人形ならではの性的な魅力

 案内のおじさんいわく。

「ドールは、きれいな顔を選ぶのではなく、そそる顔を選んだ方がいいです」

 その言葉の通り、人形には、人間とは微妙に異なる性的な魅力が備わっていました。

 その魅力は、「表情を変えられない」という人形ならではの制約から来るものだと思います。

 人形は反応を返すことができません。そういった人形では、固定した表情で、相手の想像力を掻き立てて、妄想を膨らませる必要があります。

 こういった、「固定した表情なのに、固定していないように見える表情」というのは、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」に通じるものがあります。

 人間は、どちらとも付かない曖昧な表情に対して、その曖昧さを解決しようとして、脳内で様々な補完を働かせます。それが、固定した表情を、豊かな表情と錯覚させます。

 リアルラブドールの表情は、どれも非常に曖昧な表情をしており、何かの表情を出そうとする寸前のような「変化の兆し」を上手く表現しています。そして、霞をかけたような顔をしています。

 写真では分かり難いのですが、実物を見ると、「これはこれで1つの性的な魅力だ」と感じさせるものがありました。



● 触感と耐久性

 シリコンのボディですが、体と顔では触感が微妙に違います。

 体は、もっちりと肌に貼り付くような触感をしています。顔は、もう少しツルツルしています。これはたぶん、顔には化粧をしたあとに、コーティングをかけているからだと思います。

 案内のおじさんの話では、シリコンは柔らかくも硬くもできるけど、耐久性を最優先にした硬さにしているとのことでした。

 そのためか、肉体はかなり弾力性があり、少々押しても凹まないような頑丈さを持っていました。



● 胸

 触感で重要な要素となるのは胸だと思います。

 この胸ですが、軽く揉むだけでは、ほとんど形が変化しません。けっこう力を入れないと潰れません。また、現実の女性の胸と違い、向きを変えても流れません。

 なので、本物の女性の胸とは完全に別物だという印象がありました。

 これは、先の耐久性との兼ね合いのせいなのだろうと思いました。あまり柔らかくすると、すぐに壊れるので、これは仕方がない部分なのでしょう。

 また、乳首と乳房の硬さが一緒でした。これは、同じ素材で連続的に作っているので、一部だけ硬さを変えることが難しいためだと思います。



● カスタマイズ

 案内のおじさんの話を聞いて驚いたのは、別料金で細かなカスタマイズが利くということでした。

 指の関節の追加(通常は骨格はない)、目の稼働、好みの化粧、かつらの種類など、追加料金を払うことで、自分好みのドールを作ることができるそうです。

 1人で複数体購入している人もいるとのことでしたので、2体目、3体目と注文するうちに注文が細かくなっていくのだろうなと思いました。

 また、頭部は交換式です(8万円ぐらいと言っていました)。お客さんによっては、この頭部をいくつも購入しているとのことでした。



● 常連さんの存在

 このショールームですが、常連さんもけっこういるようでした。自宅にドールを持っているけど、より多くのドールに囲まれたいからショールームに来るという人もいるそうです。

 また、高価な商品なので、何度か足を運んだ後に購入するケースも多いとのことでした。



● ドールの廃棄

 人によっては、海外転勤や家族構成の変化、引越しなどで、ドールを廃棄しなければならなくなることがあります。

 その際の処分について尋ねてみたところ、引き取って供養してくれるとのことでした。

 ドールには名前を付けている人が多いということでしたので、愛着もひとしおなのだと思います。こういったアフターサービスを行っているのは、さすがだなと思いました。

 送料ですが、販売時には送料が3000円かかると言っていたので、葛飾の工場に送るのにも、それぐらいかかるのだろうと思いました。



● あそこのパーツ

 着脱式です。ドールの股を開いて、パーツ挿入前の内部を指と目で確認しました。

 中はけっこう広いです。たぶん、体位によって、挿入角度が変わるので、それに対応できるように広く取っているのだと思います。

 逆に入り口は狭くなっており、足を閉じると完全に閉じるぐらいのサイズになっています。こちらはパーツの固定に一役買っているのだろうと思いました。

 さて、装着するパーツですが、内容的にはTENGAと同じです。ただ、値段と作りはだいぶ違います。1万円ぐらいするそうで、肉厚なシリコンが非常にふんだんに使われています(TENGAは600〜1000円ぐらい)。

 ショールームでは、このシリコンのパーツの中にローションを流し込み、2本の指を差し入れて、中の感覚を体験させてくれました。

 試用させてくれたパーツは全部で4種類。ひだひだ、数の子天井、左記の合体版、先細りです。

 2本の指でぐちゅぐちゅと掻き回しながら触感を確かめるのですが、たぶん傍から見ると相当シュールな光景だったと思います。大人2人が、真剣な顔で、シリコン壷を指で掻き回しているので。

 ちなみに指で試した感触としては、かなりよさそうでした。個人的には先細りがよいかなと思いました。

 案内のおじさんの話では、このパーツだけ欲しいという人もいるそうです。

 また、人によって物の大きさが違うために、大きすぎる(ビール瓶みたいな)人は、人形も含めてカスタマイズが必要とのことでした。



● ベビーパウダー

 ショールームにはベビーパウダーがあり、何に使うのか尋ねました。人形の手入れに使うそうです。これで、シリコンの肌をきれいにするとのことでした。

 そういったものを使うとは知らなかったので、なるほどなと思いました。



● あっという間の30分

 あっという間でした。

 案内のおじさんの話では、1人で来た人は、触っている内に、あそこを膨らませるケースが多いとのことでした。

 この発言は、卑猥と感じさせられるものではなく、商品に自信を持っている現われだなと感じさせられるものでした。

 お金の使い道がなく、風俗に行かず、彼女もおらず、家の広さに余裕がある人は、わりとありだなというのが素直な感想でした。

「人形と」と言うと、引く人もいそうですが、このレベルのドールなら問題ないと思わせるクオリティでした。

 あと、「家の広さ」と書いたのには、少し理由があります。

 収納スペースではなく、寝かせるスペースが必要だからです。人形はシリコン製なので、立たせていたり、関節を折り曲げたままにしていると、負荷がかかったところが早く痛むそうです。

 なので、寝かせるのが長持ちさせるには一番とのことでした。

 そういった意味で、ベッド1つ分ぐらいのスペースが必要になります。そのため、家の広さにある程度余裕がないと、実際問題として購入するのは難しいだろうなと思いました。



● m's秋葉原6F 特別展示スペース

 上野のショールームでの体験を終えたあと、太郎さんとともに、秋葉原に移動しました。

 秋葉原には、「m's秋葉原6F 特別展示スペース」という場所があり、こちらでもリアルラブドールを見ることができます。

 こちらは、秋葉原の電気街口から徒歩1分ほどの場所にあります。

 店舗の一部に、1〜2畳ほどのガラスケースがあり、その中に何体かのドールが展示されていました。

 こちらも写真撮影は禁止です。触れることはできず、どうせ行くなら上野のショールームの方がよいなと思いました。

 ただこちらには、DVDによる紹介やパンフレットが置いてあります。そういったものを見たい人は、秋葉原に行ったついでに覗くのはありかなと思いました。



● セックスとオナニーの違い

 最後に少し、男性のセックスとオナニーの違いについて書いておこうと思います。

 女性にとって、食事とスイーツが別腹であるように、男性にとって、セックスとオナニーは別腹です。

 この部分は、女性にはあまり理解されていないように思えます。

 セックスが、肉体的な快楽だけでなく、異性とのコミュニケーションにも重点が置かれているように、オナニーは、肉体的な快楽以外にも、幻想や妄想といった、自己内世界とのコミュニケーションに重点が置かれています。

 これは進化的に同じ機能から由来していますが、人間が大脳を発達させることによって分岐した、別種の快楽です。

 なので、オナニーは、セックスの代用品の側面もありますが、そうでない一面も持っています。

 今回、リアルラブドールを実際に見て、触れて思ったのは、セックスの代用品とはまた違う物かもしれないということです。

 これはこれで追求してみると、違う快楽を得られるかもしれないと思いました。

 現実の世界では試せないことを妄想で試すことにオナニーのよさの1つがあるのですが、このリアルラブドールは、「セックスとオナニーの合間に位置する何か」かもしれないと感じました。

「触れられるバーチャル・リアリティ」を、半歩だけ先取りしたのが、このドールたちなのかもしれません。

 そう思わせる魅力が、今回見た人形たちにはありました。
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