● JMFとは?
Javaで動画や、Webカメラのキャプチャなどを扱うライブラリです。
かなり古いライブラリで、アップデートは止まっており、最新のメディアフォーマットなどには対応していないのですが、「AR(仮想現実)」人気から、Webカメラの利用目的で最近よく利用されています。
なぜか上手く導入できず、けっこう時間を取られたので、備忘録的にメモを残しておきます。参考にしてください。
● 導入方法
以下、導入方法です。
- DLページで[Download JMF]をクリックする。ちょっと分かり難いが、右下あたりにある。検索した方が早いかも。
- 「Windows Performance Pack」(jmf-2_1_1e-windows-i586.exe)をダウンロード。
- 「jmf-2_1_1e-windows-i586.exe」を実行。
- ※ インストールの順番
- Webカメラのドライバを先にインストールしておかないと上手く行かない。
- JMFはインストール時に、カメラデバイスを探して設定を取得する。
- 順番を「JMF→カメラ」と導入すると駄目。
- 「jmfregistry.exe」の[Capture Devices]タブ→[Detect Capture Devices]ボタンを事後に押すという方法もあるが、私の環境では上手くいかなかった。
- ※ インストール時の注意
- インストーラー実行中、「Looking for video capture devices」という段階で数分応答がなくなる。これは応答不能になっているわけではない。
- 私の環境では1分19秒後に次の段階に進んだ。根気よく待つ必要がある。
- ※ インストール先の注意
- インストール先は「C:\JMF2.1.1e」などにする。
- 「JMF2.1.1e\bin\jmstudio.exe」(サンプルアプリ)は、「JMF2.1.1e\lib\jmf.properties」に設定を書き込む。
- そのためVista以降の「Program Files」にインストールすると、設定を書き込めずに正しく動作しない。
- インストールが終わったら、Windowsの再起動が入る。
- 「JMF2.1.1e\bin\jmstudio.exe」を実行する。
- [File]メニュー→[Capture]を選択。
- [OK]ボタンをクリックするとキャプチャ開始。
- ※ 私の環境では、1回目は異常終了して、2回目で成功した。必ず毎回上手くいくというわけではないみたい。
- ※ [OK]ボタンを押して、キャプチャが開始するまでに5〜10秒ほどかかった。
- ※ Vista以降では、実行時に画面がクラシックモードに変更される。