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2011年07月06日 14:04:08
不思議の国のアリス
 テレビ映画「不思議の国のアリス」(「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」)のDVDを三月上旬に見ました。

 1985年の作品で、監督はハリー・ハリス。脚本はポール・ジンデル。原作はルイス・キャロル。主人公はナタリー・グレゴリーです。

 原作の忠実な映像化といった作品で、粗筋をたどるのに役立ちました。



● ミュージカルドラマ

 本作は、ジャンルで言うとミュージカルに入ると思います。

 いろいろな人がライオンとかウサギの扮装をして、二足歩行の人間のまま様々な役を演じます。

 たぶん、それらの俳優は有名人なのだと思います。彼らは、クラシックな曲だけでなく、ラップ調の曲などをやっていたので、その道の人たちなのだと思います。ただ、私には、誰が誰なのか分かりませんでした。

 また、テレビドラマだったらしく、少しばかりチープでした。場面によっては、背景と天井の間が見えたりもしていました。



● 主人公の女の子

 アリスと言えば可愛い女の子が定番です。しかし、本作の主人公は、あまり可愛くありませんでした。

 たぶん、演技と歌ができる子を探したら、こういった子になったのだろうと思います。

 アリス物というと、美的素晴らしさを期待するものですが、その面では少しがっかりだと思いました。



● 見た切っ掛け

 ティム・バートンの「アリス・イン・ワンダーランド」(2010)を見て、「そういえば原作はどんなんだったっけ?」と思ったので見ました。

 そういう意味では、目的は達せられましたが、それほど面白い作品ではなかったというのが、正直な感想でした。



● 粗筋

 以下、粗筋です。

 主人公はアリス。彼女は不思議の国に迷い込む。

 不思議の国から帰ってきたアリスは、今度は鏡の国に迷い込む。
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