今回の夏コミでは、独自形式のARマーカーを検出するアルゴリズムを解説する本を出しました。
やたらと書名が長いです。「アルゴリズムを解説する本 その1 AR認識編 ARToolKitを使わずに ARマーカーの認識を フルスクラッチで作る方法」です。
表紙と目次
この本を書いて出したことでも分かるように、独自形式のARマーカーを検出するプログラムが完成しました。
3Dマウスを作ることも考えていたのですが、独自形式のマーカーの検出を、NyARToolKitのマーカー認識と差し替えて終わりでもいいんじゃという気がしてきました。
だんだん面倒になってきたので(-_-;
というわけで、マーカーの形は違いますが、ばっちりとマーカーを認識して、3D空間上で合成できるようになりました。
ソースコードのサイズもNyARToolKitの1/10ぐらいという軽量なものになっています。
コミケが終わってこの数日は、時間をちょくちょくと見つけながらアルゴリズムの改良を行っています。
最終的には、この部分をライブラリとして公開できるようにしたいと思っています。
そうすれば、GPLに抵触せずに、みんながARのマーカー認識を行えるようになりますので。