今日、少し時間が空いたので、Android版「EX Reversi」のバージョンアップを行い、1.2.0を公開しました。
□「EX Reversi」 Install from PC このAndroid版「EX Reversi」ですが、日本でAndroid端末が出る前に開発したアプリです。
なので、手探り状態のところが多かったり、当時とは違う世間の環境になっていたりします。
そういった「当時との違い」の一つが「タブレット端末の登場」です。大画面での表示を想定していなかったので、タブレットではマスが非常に小さく表示されていました。
そこで今回、タブレット端末でマスが大きく表示されるように改良しました。
前々から要望が多かったので、これで満足してもらえるかなと思います。
これまで、マスは、いくつかのサイズの画像を持っておいて、画面サイズと表示マス数によって、どの画像を使うかを選んでいました。
今回の変更で、9 Patch形式の画像を用意して、必要に応じて画像を伸縮させるようにしました。
9 Patchは「ボタンの背景」のように、角は伸縮させずに、内側だけ伸縮させたい時に使える便利な形式です。
たとえば、以下のような元画像を、
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以下のように伸縮させることができます。
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拡大だけでなく縮小もできるので、これでマスを伸縮させて描画させるようにしました。
9 Patchについては、以下のサイトが分かりやすかったです。
□フェンリル デベロッパーズブログ - 【Android デザイン】NINE Patch 画像で表現の幅を広げる
以下、今回のバージョンアップではなく、Androidマーケットについての個人的な感想です。
Androidマーケットの「ユーザーの感想」は、要望に対応しても、そのまま表示され続けるので、何だかなあという気分になります。
せめて「対応済み」ボタンとかがあればよいのにと思います。
「8×8マスの盤面がないので☆1」とユーザーの記入があったので、その盤面を入れても、ずっとその感想が残りっぱなしです。うーん。
Androidマーケットは、アップロードから公開までの仕組みはよくできているのですが、対ユーザーの部分が非常にまずいなあと思います。
まあ、Googleの他のサービスにも共通していることなのですが。