□Wikipedia - スティーブ・ジョブズ ロックスターの死。
経営者やIT業界人というよりは、ロックスターと呼んだ方が相応しい人の死だったと思います。
ロックスターらしく、よい面も悪い面も大量に持ち、そのいびつな人格と行動が、強烈なキャラクターとなって、世の中に大きな印象と業績を残した人です。
また、そういったことだけでなく、IT業界にいる人間にとっては、一つの大きなアイコンでもありました。
たぶん、私の世代でIT業界に片足以上を突っ込んでいる人間にとって、二大巨頭はビル・ゲイツとスティーブ・ジョブスです。
もう一つ、スティーブ・ジョブスについて思うことがあるとすれば、クリエイターとしての側面です。
人によっては「スティーブ・ジョブスはクリエイターではない」と言う人もいるかもしれません。しかし、私はスティーブ・ジョブスはクリエイターだと思っています。
映画監督がクリエイターであるように、スティーブ・ジョブスはクリエイターだったと私は考えています。
たとえ自分で手を動かさなくても、ビジョンを持ち、人という道具を使って、何かを作り続けた人だからです。
スティーブ・ジョブスは、アップルという絵筆で、世界というキャンバスに絵を描いた人だと思います。
そして、あれほど大きな企業で、あれほど自分の意思で統一した物を作ったことに、賞賛と憧憬の念を抱かずにはいられません。
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