拙作Android向けRTS「Army & Maiden」のM1LとM2Lをバージョンアップしました。無料アプリです。
□ Army & Maiden M1L□ Army & Maiden M2L このM1LとM2Lは、アプリ内課金やリワード広告を実験する目的で、色々と機能を実装しています。
現在の実装は以下の3種です。
・InAppBilling(Google)アプリ内課金
・metaps(メタップス)リワード広告
・AppDriver(AdWays)リワード広告
開発者の方で、どんな感じか動作を確認したい人は、インストールしてみるとよいかもしれないです。
あと、これらの機能を利用しないでも、通常のステージはそのまま普通に遊べるようにしています。
アプリ内課金やリワード広告でロックしているのは、有料版で大量に入っている追加ステージです。
というわけで、今回は、リワード広告の「AppDriver」を実装してみました。
これで2種類のリワード広告を実装してみたのですが、会社によって、方針や機能が色々と違います。
というわけで、アプリ内課金も含めて、興味がある人もいるかもしれないので、個人的な感想を書いておきます。
● InAppBilling(Google)
・アプリ内課金を実現するGoogleのサービス。
・サンプルコードが異様にでかく、サンプルとして分かり難い(使わない部分を削って、ようやく大枠が把握できた)。
・けっこう不安定。なので、デバッグが面倒。
・細かなログがない。
・「Googleのサーバー←→アプリ」の仕様。なので、データをサーバーに持つ場合や、サーバー側にセキュリティのロジックを持たせたい場合は、少々面倒。
・秘密鍵が全アプリ共通。
● metaps(メタップス)
・リワード広告。
・jarを組み込むだけの簡単仕様。ポイントの管理などは、すべてメタップスのサーバーでおこなってくれる。楽だった。
・SDKのバージョンアップが早い(現在発展中の印象)
・JavaDocあり(言ったら作ってくれた)。
● AppDriver(AdWays)
・リワード広告。
・jarの組み込みに加えて、自作のAPIサーバー(ポイント受け付けとポイント管理)を構築する必要がある。
・ポイント獲得手段が、アプリのインストール以外にも、会員サイトの登録など種類が豊富。
・JavaDocなし。
こんな感じです。
あと、リワード広告系は、開発者向けの資料が少ないなあと感じました。営業用資料はもらえるのですが、PDFのファイルとかではなく、開発ドキュメントや、サンプルなどが欲しいです。
また、メディア向けの資料と、広告主向けの資料が混ざっているのは、分かりにくいので分離して欲しいと思いました。
「Army & Maiden M1L, M2L」は、いろいろと、実験をおこなう目的で実装しているので、また何かあれば、実装してみようと思います。