映画「白いリボン」のDVDを、2012年4月に見ました。
2009年のドイツ/オーストリア/フランス/イタリ映画で、監督はミヒャエル・ハネケ。ナチス台頭時代のドイツの田舎町を舞台にした、白黒映画です。
● あまり記憶に残っていない
どんな映画だったかなあと思い、調べ直して、「ああ、そういえば、そういうの見たなあ」と思い、感想はどうだったかと記憶を呼び起こそうとして「特にこれといった好印象の感想は持たなかったなあ」という感じでした……。
見ている時には、画面をそのまま見続けられるのだけど、文芸系の投げっぱなしジャーマンの映画なので、エンタメ好きの私には合わなかったというのが正直な感想です。
まあ、カテゴリーエラーですね。
● 覚えているシーン
一番覚えているのが、助産婦(だったかな?)とドクターが不倫をしていて、その別れ話のシーンです。
ドクターが助産婦に、「お前の口が臭い」と文句を言います。
エッチをしたいからお前とは付き合っていたけど、口が臭いから辟易していたと。
えらく、強烈に記憶に残っています。
「覚えているのは、そこだけか?」と突っ込まれそうですが、それ以外は、ほとんど記憶に残っていないです。
しかしまあ、ひどい話だなあと思いました。
村で起きた事件よりも、そっちの方が印象的でした。
● まとめ
というわけで、私にはハズレの映画でした。
でもまあ、「第62回カンヌ国際映画祭パルム・ドール、第67回ゴールデングローブ賞外国語映画賞ほか、多数の映画賞を受賞」の映画なので、好きな人が見れば、評価が高いのでしょう。
世界の全てを楽しめるようには、私の頭はできていないようです。