2005年10月26日 19:50:19
映画「フレディVSジェイソン」のDVDを10月の初旬に見ました。
「エルム街の悪夢」のフレディと「13日の金曜日」のジェイソンがバトルするという、(悪)夢のコラボレーション映画。
公開当時に人から聞いた話だと「思ったよりよかった」「満足できる出来」という評価が多く、気になっていた作品でした。
感想は「設定、なかなか上手いな」です。
以下、粗筋です。
人の恐怖を自らの力として、人を殺しまくったフレディ。だが、エルム街の警察たちは、フレディに関する情報を全て隠蔽し、関わった関係者たちを精神病院に閉じ込めることで、フレディを人々から忘れさせ、闇に葬った。
だが、フレディは完全に消えてはいなかった。
街で連続殺人事件が起これば、みんなはまたフレディを思い出すだろう。そう考えたフレディは、ジェイソンの夢に入り、彼にエルム街で殺人を起こさせる。
作戦は成功した。ジェイソンに襲われた若者たちが恐怖を持ち、その恐怖の対象にフレディの名前が冠されたとき、彼は力を持ち、復活した。
フレディは獲物を狙いだす。しかし、ジェイソンはフレディの制御を離れ、彼の獲物を先に殺していく。怒ったフレディは絶叫する。「それは俺の獲物だ!」
フレディ、ジェイソン、そしてフレディに復讐を誓う若者たち。三つ巴のバトルロイヤルが幕を開けた。
B級ホラーのスターが夢の共演! という本作ですが、なかなか普通に面白かったです。まあでも、それ以上に言うことは特にありません。「うまくまとめたなあ〜」という感じ。
あと、今回この映画を見ながら面白い試みをしました。いつも運動をしながら映画を見ているのですが、最近買ったサイクリング・マシンには「心拍数を計る装置」が付いています。
つまり、運動をしながら心拍数をチェックしているついでに、怖いシーンで数字が上がるかどうかを観察したわけです。
結果、全く上がらず……orz
いやまあ、人が真っ二つになっても、首が飛んでも、血が噴き出ても、別に怖くはないですし。それでキャーキャー言う人間でもないので。
そんなわけで、恐怖も感じず、普通に楽しみました。
蛇足。本編が98分しかないのはびっくりしました。もっと長いと思っていたので。高回転率の、効率のよい映画だなと思いました。