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2006年01月14日 02:32:04
2005年の読書(1)(2004年12月〜2005年01月)はこちら
2005年の読書(2)(2005年02月)はこちら
2005年の読書(3)(2005年03月〜2005年06月)はこちら
2005年の読書(4)(2005年07月〜2005年08月)はこちら



● 2005年09月(15冊/計71冊)

◆2005.09.01 殺人という病 人格障害・脳・鑑定
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(★★★☆☆)
(福島 章)

 「殺人者精神病」を、実証データをもとに研究・考察していくという、いろいろと社会的に危険な要素をはらんだ本。なかなか面白かったです。


◆2005.09.03 トラウマとジェンダー 臨床からの声
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(★★★☆☆)
(宮地尚子 編)

 ジェンダー関係の本も摂取しておかなければいけないということで読んだ本。ジェンダー関係の歴史的背景も分かって参考になりました。


◆2005.09.04 対人恐怖と社会不安障害 診断と治療の指針
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(★★☆☆☆)
(笠原 敏彦)

 対人恐怖関係の本も摂取しておかなければということで読んだ本。


◆2005.09.04 海と毒薬
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(★★☆☆☆)
(遠藤 周作)

 何となく手に取って読んだ本。冒頭は“ねじ式”みたいな雰囲気だなと思い、違和感を感じたものの、本題に入ってからは面白く読めました。


◆2005.09.08 精神科医になる 患者を<わかる>ということ
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(★★☆☆☆)
(熊木 徹夫)

 “精神科医”という人たちが、どういうことを考えているかを調べるために読んだ本。


◆2005.09.10 好きになる精神医学
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(★★★☆☆)
(越野 好文、志野 靖史)

 かなり平易な本で、入門用としては分かりやすい本でした。イラストは「内閣総理大臣 織田信長」の人です。


◆2005.09.11 統合失調症はどんな病気かどう治すのか
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(★★☆☆☆)
(遠山 照彦)

 統合失調症の内容と治療方法について調べるために読んだ本。


◆2005.09.11 骨単 ギリシャ語・ラテン語 語源から覚える解剖学英単語集 (骨編)
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(★★★☆☆)
(河合 良訓 監修 原島 広至 著)

 医学関係の本のところに平積みで置いてあり、前から気になっていた本。

 恐竜の復元画を手掛けている小田隆さん(ある意味、骨の専門家)に会ったときに「骨単いいよ」と聞いたたので、「じゃあ買ってみよう」と購入。ついでに「肉単」も買いました。

 こういった「図付き、語源解説の本」というのはあまりないので、楽しく読めました。図鑑などが好きな人は、部屋に置いておくとよいと思います。


◆2005.09.15 きりぎりす
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(★★☆☆☆)
(太宰 治)

 太宰治中期の短編集。つまらなかったです。

 ただし、最後の3篇だけはよくできていました。そのなかでも「水仙」という短編は非常に面白かったです。


◆2005.09.20 陰翳礼讃
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(★★★☆☆)
(谷崎 潤一郎)

 飲みの席でよく引き合いに出される本なので購入して読みました。

 数篇の随筆(論考?)が入っているのですが、表題作が一番面白く、本の後半の話になると面白くなくなっていきました。


◆2005.09.23 ローマ人の物語 悪名高き皇帝たち[一] 17
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★★★★☆
(塩野 七生)

 テリブル・ティベリウスというフレーズが気に入りました。

 陰気で、人生に絶望しており、周囲に嫌われるのも気にしない割りには、やるべきことをきちんとやるティベリウスの治世の話。


◆2005.09.27 スーパーローテート各科研修シリーズ すべての診療科で役立つ精神科必修ハンドブック
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★★★★☆
(編集:堀川 直史、野村 総一郎)

 精神医学について概観し、臨床での実務までわかる良書。編集やレイアウトもよく出来ており、読みやすかったです。実用にも使いやすそうです。


◆2005.09.28 ローマ人の物語 悪名高き皇帝たち[二] 18
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(★★★☆☆)
(塩野 七生)

 ティベリウスの時代が終わり、カリグラの時代になる。

 カリグラの行動を見るにつけ、「やはり人間は地に足が付いていないと駄目だな」と思いました。


◆2005.09.28 催眠術のかけ方 初心者からプロまで今日から使える
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(★★★☆☆)
(林 貞年)

 催眠術師が書いた本ということで、もっとアレゲな内容かと思っていたのですが、意外に真面目な本でびっくりしました。


◆2005.09.30 ローマ人の物語 悪名高き皇帝たち[三] 19
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★★★★☆
(塩野 七生)

 歴史家皇帝クラウディウスのお話。「人間的魅力はないけど、何をやらないといけないかは分かっている」人が、どういう風に治世を進めていくかというお話。

 ティベリウス、カリグラ、クラウディウスと、タイプが違う人が次々と出てきて面白いです。



● 2005年10月(7冊/計78冊)

◆2005.10.04 ローマ人の物語 悪名高き皇帝たち[四] 20
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(★★★☆☆)
(塩野 七生)

 ネロの時代。この時代は、ヤングアニマルで連載中の「セスタス」で最近はよく見ます。

 ネロに関しては、「経験不足で周りがあまり見えていないこともたまにはあったけど、悪逆非道というわけではなかった」という印象です。

 それよりも、アグリッピーナの野心の方が面白かったです。


◆2005.10.08 催眠法の実際
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(★★☆☆☆)
(斎藤 稔正)

 催眠法の歴史的経緯から、実際の臨床まで網羅した本。“学術的な催眠”について知るには、便利な入門書でした。


◆2005.10.09 ローマ人の物語 危機と克服[上] 21
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(★★★☆☆)
(塩野 七生)

 ネロの死後の混乱を描いています。何というか「権力というものを分かっていない人が権力を取るとこうなるんだな」という場面が多いです。


◆2005.10.10 肉単 ギリシャ語・ラテン語 語源から覚える解剖学英単語集 (筋肉編)
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(★★★☆☆)
(河合 良訓 監修 原島 広至 著)

 「骨単」も面白かったですが、「肉単」も面白かったです。ただし、筋肉は骨と違って重なり合っているので、明快さという点では「骨単」のほうが面白かったです。

 あと、個人的に面白かったのは、「肉単」のコラム欄に「筋肉の動きをシミュレーターで調べた情報」が載っており、そのシミュレーターの提供元と担当者が序文に書いてあったことです。

 あ、知人だ。

 2004年に韓国の展示会に出展したときに、隣のブースに展示していた会社の担当者の方です。一緒にサウナに行きました。

 メールで「肉単、読みましたよ〜」と伝えておきました。


◆2005.10.12 ローマ人の物語 危機と克服[中] 22
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(★★★☆☆)
(塩野 七生)

 ローマを建て直すために動き出した“健全な精神を持った人たち”の話。庶民から皇帝になった人の実像が、意外に野心とは遠いタイプだったのが面白かったです。


◆2005.10.18 ローマ人の物語 危機と克服[下] 23
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(★★★☆☆)
(塩野 七生)

 二代目問題(実際には三代目ですが)を扱った話。若い後継者というのは、どうしてもバランス感覚が危うくならざるをえないなと思いました。


◆2005.10.31 八月十五日の神話 終戦記念日のメディア学
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(★★★☆☆)
(佐藤 卓巳)

 日本人の終戦のイメージというものがどうやって作られていったかを、資料と調査を元に研究していく本。

 前回の「言論統制」ほどではなかったですが面白かったです。

 この本の趣旨のなかに、「いかに国民意識としての共同幻想は作られるか」という点があり、この本を読んでいる間中、昨今の韓国や中国の国民洗脳的な情報操作を意識せずにはいられませんでした。

 また、これは他国、他時代のことではなく、現在進行形で日本でも進行しているので、注意を怠らないようにしなければならないと思いました。

(続く)
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