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2007年03月31日 22:07:19
ネバーランド
 映画「ネバーランド」のDVDを二月上旬に見ました。

 主演はジョニー・デップで、劇作家のバリが「ピーターパン」を生み出すまでのストーリーを描いた作品です。

 映画の最初に「実話にアイデアを得て作った話」といった内容のことが書かれていたので、いろいろと脚色をしているのだと思います。

 2004年の作品です。原題は「Finding Neverland」。

 なかなか面白かったです。



 まずは俳優について。

 ジョニー・デップは、エキセントリックな役が多い役者ですが、この作品では落ち着いて繊細な青年を演じていました。

 こういった役も似合うなと思いました。

(まあ、それでもエキセントリックなのですが)

 次にヒロインのケイト・ウィンスレットです。DVDに付いているキャスト紹介で驚いたのですが、タイタニックのヒロインでした。

 もっとムチムチしている印象だったので意外だったです。まあ、今回も肉付きがよさそうでしたが。

 あと、子役についても書いておきます。

 年齢が違う三人の子供が出て来るのですが、服装が同じなので、画面によっては見分けが付きませんでした。

 白人の男性の顔は、ある程度特徴的でないと覚えられません。顔に印を付けるか(眼鏡とかそばかすとか)、服装を変えるかして欲しいです。



 以下、粗筋です。

 バリは繊細な心を持つ劇作家だ。彼は結婚していたが、夫婦仲はそれほど上手く行っているとは言えなかった。

 彼はよい作品が書けなくて悩んでいる。

 そんな時、公園で遊ぶ子供たちと友達になる。彼らは三人の兄弟で、未亡人の夫人に連れられて公園に来ていた。

 バリは彼らと遊び、その経験を書き留めることで、作品のヒントを得ようとする。

 だが、末っ子の少年は心を閉ざしていた。父の死に衝撃を受けて、子供の心を封じ込めていたのだ。

 また、夫人も悩みを抱えていた。彼女の母が、夫人の生活に干渉しようとしていたからだ。

 バリは、夫人と子供たち、そして夫人の母を家に招待する。彼は妻とともに迎えるが、その計画は余り上手くいかなかった。

 バリの妻は、バリが未亡人と一緒に過ごすことを嫌がる。彼女は、バリが創作に悩んでいることが理解できなかった。

 バリは、妻との会話を避け、未亡人とその子供たちと過ごす。そして様々な遊びをして作品のアイデアを増やしていく。

 しかしある日、未亡人が倒れる。どうやら病のようだ。

 末っ子の子供はそのことでバリに泣いて訴える。「大人はみんな嘘吐きだ。父さんも助かると言われていたのに死んだ」

 バリは、その少年のために自分の作品を作り上げようと決心する。その少年の名前、ピーターを取って、その劇作品は「ピーター・パン」と名付けられる……。



 非現実的な要素は特にないのですが、非常にファンタジー溢れる作品でした。

 よい映画でした。

 でもまあ、バリの奥さんは出て行くよなと思いました。あれだけ放っておかれて、説明もなしだと仕方がないなと思いました。

 物語的には、ピーター以外の二人の息子は完全におまけです。そのため、外見的にピーターと差別化をはかって欲しかったと思いました。



 話の筋的には、同じ事を繰り返すことが多いです。

 例えば、「子供と遊ぶ→バリが空想にふける→ピーターが参加しない→ピーターと話す」といった筋があります。これが何回かある。

 他にも繰り返しパートが多いです。

 そういった感じでわりと淡々と(じわじわと)話が進んで行きます。けれども、そのことで観客を飽きさせない工夫がちゃんとされていました。

 バリは子供と遊ぶときに空想の世界に入り込みます。そのことで映像的な変化が与えられます。

 繰り返し系のストーリーの場合は、こういった見た目の変化を加えることが大切だなと思いました。



 さて、DVDにはキャストの紹介が付いていました。

「ピーター・パン」の作者のバリの紹介も載っていたのですが、かなり変わった人のようでした。

「バリは映画になるな」そう思いました。いや、この映画で、映画になっているのですが(汗

 成長をやめた少年──。彼は、「ピーター・パン」に焦点を絞らなくても物語になる人物だなと思いました。



 DVDのキャスト紹介なのですが、この映画では、珍しく日本語版スタッフの紹介も載っていました。

 日本語版について、あれこれと情報を載せているDVDは初めて見たので、珍しいなと思いました。

 まあ私は必ず字幕で見るので、あまり関係がないのですが。

 ともかく、こういったDVDもあるのだなと驚きました。
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