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2013年09月03日 12:42:06
ショーン・オブ・ザ・デッド
 映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」のDVDを二月中旬に見ました。

 2004年の映画で、監督はエドガー・ライト、脚本はサイモン・ペッグとエドガー・ライト、主演はサイモン・ペッグです。

 ゾンビ映画のパロディ映画です。一時期話題になっていたので、ゾンビ映画の予習をして見ました。

 しかし、この映画の前に、同作者の新しい映画である「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」(2007)と「宇宙人ポール」(2010)を見てしまったせいで、どうにも古くてもっさりとした印象を持ってしまいました。

 あと、ラストの落ちが、あまり笑えないというか。

 あとはネタとして分かるけど、日本人にはパブに対する思い入れがないしなというのがありました。

 まあでも、面白いのは面白かったです。



● 駄目人間の恋愛物語

 この映画の主人公は駄目人間です。自堕落な生活を送っています。主人公には恋人がいますが、そのせいで関係が悪化しています。

 さらに悪いことに、主人公の親友(同居人)は、輪を掛けて駄目人間です。居候ニートという存在です。

 そういった主人公が、振られた彼女を取り返すために、ゾンビに襲われた町で奮闘するという映画です。

 でもまあ、今考えたのですが、居候ニートという存在は、あと十年もすれば日本でも増えるのかもしれません。

 大学生の就職率がこのまま低下すれば、学生時代の延長で居候ニートになる人も増えるのではないかと思いました。



● 危機の時に、その人の本質が出る

 この映画が面白いのは、駄目人間の主人公が、実は危機の時には、自分で考えて行動できる素質を持っているということです。

 逆に、普段主人公を馬鹿にしていた友人は、優柔不断で文句ばかり言う存在になります。

 平時の生活は、環境(金とか職とか)がその人の役回りを決めていますが、そういう枠が取り払われると、人間関係はちょっと変わるという部分が面白かったです。

 まあ、「俺はやる時にはやるんだ」というファンタジーと言えば、ファンタジーなのですが。



● ゾンビは個ではなく、群のモンスター

 一つ前に見た「ドーン・オブ・ザ・デッド」では、走るゾンビもいて、「個でも強いゾンビ」でしたが、今回の映画を見て、ゾンビ物の本質は「群のモンスター」だよなと思いました。

「ドーン・オブ・ザ・デッド」も、圧倒的な数に包囲されるシーンがあったのですが、本作では「敵の数が少なければ、非武装の素人でも戦ったり逃げたりできる」という部分があり、そこがよかったです。

 あとは、逃げても、逃げても、その先にゾンビが徘徊していて、体力と集中力の方が先に切れるという「切りがないよ、こいつら!」というのが、ゾンビの魅力の一つなんだなと思いました。



● パブ

 うん、パブで正解だと思う。

 アメリカが舞台の「ゾンビ」で、ショッピングモールに立てこもったのなら、イギリスではパブが正解だと思います。ただしい移植です。

 これは、日本では何になるのでしょうか?

 コンビニとか、通勤電車とか、小学校とか、そんな感じでしょうか。キャラの設定によっては、マンガ喫茶とかになるのかもしれません。



● 粗筋

 以下、粗筋です(中盤ぐらいまで書いています)。

 主人公は駄目人間。部屋にはニートの同居人もいる。

 主人公には恋人がいるが、主人公があまりにも無気力人間で、デートは同じパブばかりというのに愛想を尽かして振られる。

 主人公は、復縁しようと一念発起する。しかし、町はゾンビに襲われていた。主人公は愛する恋人を助けて、逃げ出すために、彼女の許に向かい、救出作戦を試みる。

 主人公が恋人を連れて逃げた先は、いつものデート先と同じパブだった……。
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