ソフトニック問題
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● スペイン本社の沿革
まずは、ソフトニック(Softonic)のスペイン本社の沿革です。こちらは、英語版Wikipediaの転載になります。
□Softonic.com
http://en.wikipedia.org/wiki/Softonic 1997年に設立。スペインで最も多くのユーザーが訪れているサイト。世界で2番目に多くの人々が訪問しているソフトウェア・リスティング・サイトでもある。
● 日本法人の沿革
こちらは、前述の株式会社ソフトニックの会社概要からの抜粋です。
□株式会社ソフトニック - 会社概要
http://www.softonic.jp/about/company-info 2009年11月設立。2010年11月に、日本語版サイトのベータ版開設。2010年12月にソフトニック日本語版サイト公開。
● ソフトニック(Softonic)のビジネスモデル
ソフトニックは、Web上で急成長している会社の1つです。この会社のビジネスモデルを紹介します。
ソフトニックでは、Web上でソフトウェアのレビューを掲載して、そこからダウンロードページに促して、ソフトウェアをダウンロードさせます。
その際、ソフトウェア自身ではなく、専用ダウンローダーをユーザーにダウンロードさせます。
そして、そのダウンローダー経由で、ユーザーが入手しようとしていたソフトウェアをダウンロードさせます。
この専用ダウンローダーを起動した際、ソフトニックに対する「使用許諾契約」を結ばされます。これは、ソフトニックの本社のある、スペインの法律で処理するという契約書です。
そして、この専用ダウンローダーでソフトウェアをダウンロードすると、ソフトニックのツールバーがブラウザにインストールされます。
ソフトニックは、このツールバーの検索広告で収入を得ています。
次項からは、このビジネスモデルの問題について解説していきます。
[ソフトニック問題 1/6] ■ ソフトニックのソフトウェア著作物無断使用問題 概略[ソフトニック問題 2/6] ■ ソフトニックの概要とビジネスモデル[ソフトニック問題 3/6] ■ 著作権者に対するソフトニックの権利侵害[ソフトニック問題 4/6] ■ 問題を指摘した著作権者へのソフトニックの返答[ソフトニック問題 5/6] ■ ソフトニックへの弊社からの質問メールと現状の回答[ソフトニック問題 6/6] ■ デジタルコンテンツに対する私の考え方