UUID
用語
「UUID」(Universally Unique IDentifier、GUID、Globally Unique IDentifier)についての説明です。
UUIDって何ですか?
UUIDってどういう風に使われるんですか?
UUIDは、分散システムやデータベースなどで、オブジェクトやレコードの識別に使われます。例えば、複数のデータベースにまたがっている顧客情報を統合するときに、UUIDを使って顧客情報を一意に識別することができます。
UUIDってどうやって生成するんですか?
UUIDは、誰でもいつでも自由に生成できますが、重複する可能性は非常に低いように設計されています。UUIDの生成には、ランダムな数値、タイムスタンプ、MACアドレス、ハッシュ値などを使用することができます。
なぜUUIDが必要なのですか?
UUIDを使うことで、分散システムやデータベースなどでデータを管理するときに、重複することのない一意な識別子を生成することができます。これにより、複数のシステムやデータベースでデータを統合することができます。また、UUIDを使用することで、オブジェクトの複製や移動などが容易になります。
UUIDとGUIDって何が違うんですか?
UUIDとGUIDは、どちらも一意な識別子を生成するための技術で、基本的に同じものです。ただし、UUIDは「Universally Unique Identifier」の略で、多くの場合、ランダムな数値やタイムスタンプなどを使用して生成されます。一方、GUIDは「Globally Unique Identifier」の略で、WindowsのCOM(Component Object Model)で使用される一意な識別子のことを指します。
GUIDはWindowsのCOMで使われるものなので、他のシステムでも使えないんですか?
GUIDは、WindowsのCOMで使用されることが多いですが、他のシステムでも使用することができます。ただし、GUIDの生成方法は、WindowsのCOMにおける規定に従う必要があるため、生成されるGUIDは、他のシステムで使用する場合には、変換する必要があります。一方、UUIDは、マルチプラットフォームに対応しており、他のシステムでも広く使われています。
GUIDとUUIDのどちらを使えばいいんですか?
GUIDとUUIDは、基本的にどちらを使用しても構いません。ただし、UUIDはマルチプラットフォームに対応しているため、異なるシステムやプログラミング言語で使用する場合にも、変換などの手間を省くことができます。一方、GUIDは、WindowsのCOMで使用する場合に便利です。どちらを使用するかは、プロジェクトやシステムの要件に合わせて選択する必要があります。
まとめ
「UUID」(Universally Unique IDentifier、GUID、Globally Unique IDentifier)とは、「Universally Unique Identifier」の略で、128ビットの数値でオブジェクトを一意に識別するための識別子です。
UUIDは、誰でもいつでも自由に生成できますが、他のUUIDと重複する可能性は非常に低いです。
UUIDは、分散システムやデータベースなどで、オブジェクトやレコードの識別に使われます。
UUIDは、GUIDと呼ばれることもありますが、実質的な違いはありません。
GUIDは、Microsoftが開発したUUIDのバリエーションの一つで、特定のネットワーク環境で生成されることがあります。