ブロック
用語
「ブロック」(block)についての説明です。
説明
ブロックという単語は、どのような意味ですか?
ブロックは、かたまり、まとまり、台、積み木、妨害(する)、阻止(する)、遮断(する)、封鎖(する)、などの意味を持ちます。
IT分野でどのように使われているのですか?
ITの分野では分野や文脈により、かたまり・まとまりの意味と、阻止・遮断の意味の両方に使われます。
かたまり・まとまりの意味は、どのようなものがありますか?
コンピュータプログラム上で複数の構文や命令などを一括りにまとめたものを指す『コードブロック』、記憶装置(ストレージ)の分野での、データを固定長のブロックと呼ばれる単位で読み書きする方式を指す『ブロックストレージ』、そしてデータを入出力する際に、ひとまとめにしたブロックという単位で行う機器を指す『ブロックデバイス』などがあります。
『コードブロック』とは何ですか?
『コードブロック』とは、プログラミングの分野で使われる用語で、複数の構文や命令などを一括りにまとめたものを指します。たとえば、if文の中に複数の命令を書く場合、それらを一つのブロックにまとめることができます。また、for文やwhile文などの制御構文にもブロックが使われます。
『ブロックストレージ』はどのような時に使われるのですか?
『ブロックストレージ』は、記憶装置(ストレージ)の分野で使われる用語で、データを固定長のブロックと呼ばれる単位で読み書きする方式を指します。たとえば、ハードディスクドライブには、1つのブロックに何キロバイトや何メガバイトのデータが入るかが決まっています。利用側は、保存したいデータをブロック単位で指定して読み書きを行います。
『ブロックデバイス』はどのような時に使われるのですか?
阻止・遮断の意味は、どのようなものがありますか?
例えば、ネットワークにおいて、あるホストからのデータの送信を、特定のホストへの通信だけを遮断することで防止することができます。つまり、そのホストへの通信を『ブロック』することで、ネットワーク上での特定の通信を遮断することができます。
他には、どのようなものがありますか?
なるほど、それで、阻止・遮断という意味のブロックは、ある行為を停止させるために使われるということですね。
はい、その通りです。阻止・遮断することで、ある行為を停止させることができます。そのため、セキュリティ対策や不正行為の防止などに広く利用されています。
まとめ
「ブロック」(block)は、英語で「かたまり」「まとまり」「台」「積み木」「妨害(する)」「阻止(する)」「遮断(する)」「封鎖(する)」などの意味を持ちます。
IT分野では、プログラミングやストレージの分野で使われます。
プログラミングにおいては、コンピュータプログラム上で複数の構文や命令を一括りにまとめたものを指し、これを略して単に「ブロック」と呼びます。
ストレージの分野では、データを固定長のブロックと呼ばれる単位で読み書きする方式を「ブロックストレージ」と呼び、また、データを入出力する際、データをひとまとめにしたブロックという単位で行う機器を「ブロックデバイス」と呼びます。
また、通信や不正侵入を阻止・遮断することでも、ブロックという言葉は使われます。