ODBC
用語
「ODBC」(オーディービーシー、Open Database Connectivity)についての説明です。
ODBCって何ですか?
ODBCとは、アプリケーションソフトがデータベース管理システムに接続し、データの取得や書き込み、操作などを行う方法の標準を定めたものです。Microsoft社が制定したもので、主に同社のWindowsで動作するデータベース関連ソフトウェアで用いられます。
ODBCを使うと何ができるんですか?
ODBCを使うと、異なる種類のデータベースに対しても同じようにアクセスできるという利点があります。例えば、Microsoft SQL Serverに接続する場合は、Microsoft ODBC Driver for SQL Serverをインストールして、データソースを設定すれば、SQL Server インポートおよびエクスポート ウィザードなどのアプリケーションからデータをインポートやエクスポートできます。
ODBCを利用するには、どうすればいいんですか?
ODBCを利用するには、ODBCドライバーと呼ばれるAPIとデータベースの仲立ちをするソフトウェアが必要です。
ODBCドライバーを導入するにはどうすればいいですか?
ODBCドライバーは、ほとんどのデータベースに付属して無償提供されています。データベースによっては、ダウンロードしてインストールする必要がある場合もあります。ODBCドライバーをインストールすると、データソースと呼ばれるデータベースへの接続情報を設定することができます。データソースは、Windowsのコントロールパネルから追加や削除が可能です。
まとめ
「ODBC」(オーディービーシー、Open Database Connectivity)は、データベース管理システム(DBMS)に接続し、データの取得や書き込み、操作を行うための標準規格です。
Microsoftが制定し、Windowsで動作するデータベース関連ソフトウェアで用いられます。
ODBCドライバーと呼ばれるAPIとデータベースの仲立ちをするソフトウェアが必要で、ほとんどのデータベースに付属して無償提供されています。
ODBCを使用することで、異なる種類のデータベースに対しても同じようにアクセスでき、例えば、Microsoft SQL Serverに接続する場合は、Microsoft ODBC Driver for SQL Serverをインストールして、データソースを設定すれば、データをインポートやエクスポートできます。