ベクター形式
注記
このページ「ベクター形式」は、「 ベクター画像 」のエイリアス（別名ページ）です。
用語
「ベクター画像」（vector image、ベクターデータ、vector data、ベクター形式、vector format）についての説明です。
※ 「vector」の日本語表記には、ベクター、ベクタ、ベクトルなど、種類があります。ここでは、IT用語として最も多い、「ベクター」の表記を採用します。
ベクター画像って何ですか？
ベクター画像とは、画像を図形や曲線などの数値情報として表現する画像形式のことです。
数値情報として表現するとは、どういうことですか？
例えば始点と終点の座標を用意して、そのあいだを直線で繋ぐなどです。ある点を中心とした、ある半径の円などのように、数値情報をもとにして図を描きます。
ベクター画像はどのように使われるのですか？
ベクター画像は、拡大・縮小や変形をしても画質が劣化しないので、印刷物やイラスト、ロゴなどに使われます。
ベクター画像の例を教えてください。
ベクター画像の例としては、PDFやSVGなどがあります。これらの形式は、ベクター画像を使用することができます。
ベクター画像とラスター画像はどう違うのですか？
ベクター画像は、図形や曲線などの数値情報として画像を表現しますが、ラスター画像は、ドット（ピクセル）の集合体として画像を表現します。また、拡大・縮小や変形をすると画質が劣化する点も違います。
まとめ
「ベクター画像」（vector image、ベクターデータ、vector data、ベクター形式、vector format）とは、画像を図形や曲線などの数値情報として表現する画像形式です。
ベクター画像は、拡大・縮小や変形をしても画質が劣化しないため、印刷物やイラスト、ロゴなどに適しています。
一方、ドット（ピクセル）の集合体として画像を表現するラスター画像は、拡大・縮小や変形をすると画質が劣化するため、WebサイトやSNSでの使用に向いています。
ベクター画像の例としては、PDFやSVGなどがあります。
ベクター画像は、高品質な画像を求められる場合に重宝される画像形式です。