ROM

作成:2023-05-11 21:53
更新:2023-05-11 21:53
概要
「ROM」について説明したページです。「ROM」は、記憶装置の一つで、データの書き込みができず、データやプログラムを永久に保存するために使用されるものです。

用語

「ROM」(ロム、Read Only Memory、リードオンリーメモリ、読み出し専用メモリ)についての説明です。

student
生徒

ROMって何ですか?

teacher
先生

ROMは、「読み出し専用メモリ」の略称で、半導体や他の素材を使用した一種の記憶装置です。

student
生徒

ROMの特徴を教えてください。

teacher
先生

ROMのデータは不揮発性です。これは、電源を切ってもデータが消えないことを意味します。つまり、ROMに書き込まれたデータは一時的な電力供給がなくても保持されます。これは重要な特徴であり、例えばコンピュータの電源を切っても、ROMに格納された重要なデータやプログラムが失われることはありません。

student
生徒

ROMにはどんなデータが格納されるのですか?

teacher
先生

ROMには、コンピュータや電子機器の制御に必要なデータが格納されます。たとえば、コンピュータの基本的な動作を制御するためのBIOS(Basic Input/Output System)や、携帯電話やデジタルカメラなどのファームウェアなどがROMに保存されます。これらのデータは、デバイスの起動時や動作中に必要とされるものであり、ROMの特性によって安定して読み出すことができます。

student
生徒

ROMには、種類があると聞いたのですが。

teacher
先生

ROMには、データを書き込むことができない「マスクROM」と、書き込みが可能な「PROM」の2種類があります。ROMは、コンピュータや電子機器の制御に必要なデータを保持する役割を果たしています。

student
生徒

マスクROMとPROMの違いは何ですか?

teacher
先生

マスクROMは、製造時に一度だけデータが書き込まれ、その後は書き換えることができません。一方、PROMは専用の装置を使い、ユーザーがデータを書き込むことができます。

まとめ

「ROM」(ロム、Read Only Memory、リードオンリーメモリ、読み出し専用メモリ)は、電子機器やコンピュータにおいて、データやプログラムを永久に保存するために使用されます。

ROMは、データの書き込みができないため、一度格納された情報は変更することができません。

この特性は、安定性や信頼性が求められるデータやプログラムの保存に適しています。

例えば、コンピュータの起動時に必要な基本入出力システム(BIOS)や、携帯電話やゲーム機のファームウェアがROMに格納されます。

ROMは不揮発性メモリであり、電源を切ってもデータが保持されるため、重要な情報を永久に保存する役割を果たします。

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