ラスタライズ
用語
「ラスタライズ」(rasterize、ラスタライゼーション、rasterisation、ラスター化)についての説明です。
ラスタライズって何ですか?
ベクター画像って何ですか?
画像を、線や形などの図形情報として記録した画像の形式です。拡大してもきれいに表示される特徴を持っています。
ピクセル画像って何ですか?
ピクセル画像は、画像を構成する小さなドット(ピクセル)の集合体です。例えば、スマホやパソコンで見る画像はピクセル画像の一種です。
なるほど、では、ラスタライズの利用方法は何ですか?
ラスタライズは、主に印刷やWeb表示で利用される画像データに変換するために使われます。例えば、Adobe Photoshopなどのソフトで作成した図形を印刷用やWeb用の画像に変換する時に使われます。
それと、3DCGのレンダリング法の一つでもあるということですが、どういう意味ですか?
3DCGの中で、3Dモデルを構成する多角形(ポリゴン)を平面に描画する方式をラスタライズ法と呼びます。つまり、3Dモデルを2Dの画像に変換するための手法です。
なるほど、ラスタライズ法はどのように動くのですか?
ラスタライズ法は、3Dモデルを構成するポリゴンの各頂点を、画面における2D座標に変換してから、ポリゴン内部を塗りつぶしていきます。このようにして、3Dモデルを2D画像に変換することができます。
まとめ
「ラスタライズ」(rasterize、ラスタライゼーション、rasterisation、ラスター化)とは、ベクター画像をピクセル画像に変換することです。
ベクター画像は、画像を線や形などの図形情報として記録した画像の形式です。
ピクセル画像は、小さなドット(ピクセル)の集合体で、スマホやパソコンで見る画像などが該当します。
Adobe Photoshopなどのソフトで作成した図形を印刷用やWeb用の画像に変換する時に使われます。
また、3DCGにおいては、3Dモデルを構成する多角形(ポリゴン)を平面に描画する方式をラスタライズ法と呼びます。
この手法を用いることで、3Dモデルを2Dの画像に変換することができます。
つまり、ラスタライズは、画像を処理する上で必要な変換手法の一つであり、広く利用されています。