ビットマップ画像

作成:2023-04-28 14:24
更新:2023-04-28 14:24
概要
「ビットマップ画像」について説明したページです。「ビットマップ画像」は、画像を小さな点(ピクセル)の集合として表現する画像のデータ形式の一つです。

用語

「ビットマップ画像」(bitmap image、ラスター画像、raster image、ビットマップ形式、bitmap format)についての説明です。

student
生徒

ビットマップ画像って何ですか?

teacher
先生

ビットマップ画像とは、画像を小さな点(ピクセル)の集合として表現する画像のデータ形式のひとつです。つまり、画像をドット(ピクセル)の集合として表現します。

student
生徒

ピクセルの色はどうやって指定されるんですか?

teacher
先生

ピクセルの色は、ビットの配列で指定されます。つまり、色情報をビット列に変換して表現します。

student
生徒

色情報をビット列に変換するとは、どういうことですか?

teacher
先生

たとえば、1つの色を、赤、青、緑の色の強さで表しているとします。その各色について、8ビットの配列を割り当てるとします。8ビットあると、0~255の数値が表現できます。そのため、赤、青、緑のそれぞれについて、0~255段階の色の強さを表現できます。

student
生徒

つまり、赤8ビット、青8ビット、緑8ビットで、24ビットで1つのピクセルの色を表現するということですか?

teacher
先生

そういうことです。

student
生徒

それじゃあ、ビット数が少ないと色の段階が少なく、ビット数が多いと色の段階が多くなるってことですか?

teacher
先生

はい、その通りです。ピクセルで使用されるビット数によって、色の数が決まります。ビット数が多ければ多いほど、細かい色の表現ができます。

student
生徒

ビットマップ画像とベクター画像ってどう違うんですか?

teacher
先生

ビットマップ画像は、画像をピクセルの集合として表現するのに対し、ベクター画像は、画像を図形や曲線などの数値情報として表現します。ベクター画像は拡大・縮小しても画質が劣化しないのに対し、ビットマップ画像は拡大・縮小すると画質が劣化する欠点があります。

まとめ

「ビットマップ画像」(bitmap image、ラスター画像、raster image、ビットマップ形式、bitmap format)とは、画像を小さな点(ピクセル)の集合として表現する画像のデータ形式の一つです。

ピクセルの色は、ビットの配列で指定されます。

ビット数が多ければ多いほど、より多くの色を表現できますが、同時にファイルサイズも大きくなります。

一方、ビット数が少ない場合は、色数が少なくなりますが、ファイルサイズが小さくなる利点があります。

ビットマップ画像は、主にデスクトップパブリッシングやWebページの作成に使用されます。

しかし、拡大や縮小をすると画質が劣化するため、印刷物には適していません。

よく見られているページ
最新(80件表示 / 全317件中)
ランダム(20件表示)
全単語