デーモン
用語
「デーモン」(daemon、デーモンプロセス、daemon process)についての説明です。
デーモンって何ですか?
どういう風に使われるんですか?
デーモンは、他のプログラムや機器、通信相手などからの要求を受け付けて処理を実行することができます。例えば、メールサーバーでは、メールの送受信を担当するデーモンが動作しています。
なるほど、でもなんでデーモンっていう名前がついたんですか?
デーモンという名前は、ギリシャ神話に登場する精霊や神々のことで、UNIXの開発者たちが付けた名前です。彼らはこのプログラムが、常に機能していることで、神話に登場するデーモンのように、静かに活動している存在だと考えたからだと言われています。
デーモンはUNIX系OSだけで使われるのですか?
デーモンはUNIX系OSでよく使われるプログラムですが、Windows系OSでもデーモンに相当するプログラムがあります。Windowsでは、それを「サービス」と呼んでいます。
デーモンは、どのように動作するんですか?
デーモンは、OSによっては、起動時に自動的に常駐して動作するように設定される場合があります。また、必要なときに手動で起動することもできます。デーモンは、常にメモリに残っているため、ユーザーが操作していなくても、別のプログラムや機器、通信相手などからの要求を受け付けて処理を実行することができます。
まとめ
「デーモン」(daemon、デーモンプロセス、daemon process)とは、UNIX系OSで用いられる特定の機能を提供するプログラムのことです。
主にバックグラウンドで実行され、ユーザーの操作とは無関係に外部からの要求を受け付け、処理を実行します。
例えば、メールサーバーでは、メールの送受信を担当するデーモンが動作しています。
また、デーモンという名前は、ギリシャ神話に登場する精霊や神々のことで、UNIXの開発者たちが付けたものです。
Windows系OSでは、デーモンに相当するプログラムを「サービス」と呼びます。
デーモンは、OSの起動時に自動的に起動し、OSが終了するまで常駐します。
そのため、安定した稼働が求められるサーバーシステムで活躍します。