スキーマ
用語
「スキーマ」(schema)についての説明です。
説明
スキーマって何ですか?
スキーマは、データベースにどのような種類のデータをどのような構造で格納するか定義したものを指します。つまり、データベースにどんな情報を入れるか、どのように整理するかを決める設計図のようなものです。
スキーマ言語って何ですか?
スキーマ言語は、汎用的なマークアップ言語で、使用するタグの宣言や属性の書式などを記述し、ある特定の用途やデータ構造のための具体的なマークアップ言語を定義するための言語(メタ言語)を指します。つまり、スキーマ言語を使うことで、自分たちが扱いたいデータの構造を定義できるということです。
スキーマを定義すると何が良いですか?
スキーマを定義することで、データベース内のデータの整合性を保つことができます。たとえば、あるデータベースで「生年月日」という情報を格納する際に、年・月・日をそれぞれ別々に格納するか、あるいは日付型のデータとして一つにまとめて格納するかを決めることができます。このように、スキーマを定義することで、データベース内のデータの取り扱いが明確になり、不整合が生じる可能性が低くなります。
スキーマを変更するとどうなりますか?
スキーマを変更すると、既存のデータベースのデータの整合性が保てなくなる可能性があります。たとえば、あるテーブルのカラム名を変更した場合、そのカラムに格納されているデータを取り出す際にも、新しいカラム名を指定する必要があります。このように、スキーマを変更する場合は、慎重に検討し、変更前後のデータの整合性を確認しなければなりません。
まとめ
「スキーマ」(schema)とは、データベースにどのような種類のデータをどのような構造で格納するかを定義したものを指します。
具体的には、データベース内のテーブルやカラム、インデックスなどのオブジェクトを定義するために使用されます。
スキーマを作成することで、データベース内に格納されるデータの構造を一元管理することができます。
また、スキーマ言語は、マークアップ言語の一種で、タグの宣言や属性の書式などを記述し、特定の用途やデータ構造のための具体的なマークアップ言語を定義するための言語です。
スキーマ言語を使用することで、データの構造を定義し、標準的な形式で共有することができます。